Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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付録C サーバマシン状態監視運用コマンド

C.7 isstartsmm

名前

 isstartsmm − SMMの起動

形式


 isstartsmm [-h HBI] [-t DT] [{-D down-shell | -d}] [{-R recover-shell | -r}]

機能説明

 isstartsmmコマンドは、SMMを起動します。本コマンドは、監視サーバで実行します。
 以下にisstartsmmコマンドのオプションおよび引数を説明します。

-h HBI

 SMMエージェントが、SMMと通信する時間間隔をHBIに指定します。
 SMMエージェントは、HBIで指定した時間間隔ごとにSMMに稼働通知を送信します。
 HBIには秒単位の整数値を1〜3599の範囲で指定します。省略値は 5です。

-t DT

 SMMエージェントのダウンをSMMが認識するまでの時間間隔をDTに指定します。
 SMMはDTに指定した時間間隔が経過しても、SMMエージェントから稼働通知を受信できなかった場合、SMMエージェントがダウンしたと認識します。
 DTには秒単位の整数値を2〜3600の範囲で指定します。省略値は 10です。

-D down-shell

 SMMエージェントのダウンを検出した場合に、SMMから実行するシェルスクリプトを絶対パス(255バイト以内)で指定します。このシェルスクリプトをダウンシェルと呼びます。本オプションかつ-dオプションが省略された場合は、SMMは直接ロードバランス機能に被監視サーバのダウンを通知します。-Dオプションと-dオプションは排他関係にあります。

-R recover-shell

 SMMエージェントの復旧を検出した場合に、SMMから実行するシェルスクリプトを絶対パス(255バイト以内)で指定します。このシェルスクリプトを復旧シェルと呼びます。本オプションかつ-rオプションが省略された場合は、SMMは直接ロードバランス機能に被監視サーバの復旧を通知します。-Rオプションと-rオプションは排他関係にあります。

-d

 SMMエージェントのダウンを検出した場合に、SMMエージェントからシェルスクリプトを実行する場合に指定します。

-r

 SMMエージェントの復旧を検出した場合に、SMMエージェントからシェルスクリプトを実行する場合に指定します。

注意事項

使用例

 SMMからダウンシェル、復旧シェルを起動する場合

 isstartsmm -h 10 -t 30 -D /IS/DSHELL -R /IS/RSHELL

 SMMエージェントからダウンシェルを起動する場合

 isstartsmm -d


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