Interstage Application Server リファレンスマニュアル（コマンド編）

A.42 tdinfobj

名前

　tdinfobj　−　トランザクションアプリケーションのワークユニットおよびWRAPPERワークユニットのオブジェクトの詳細表示

形式

　tdinfobj objname

機能説明

　tdinfobjコマンドは、運用中のトランザクションアプリケーションのワークユニットおよびWRAPPERワークユニットのオブジェクトの詳細情報を表示します。表示情報として以下の内容が表示されます。

• オブジェクト名
• オブジェクトの状態。オブジェクトの状態として以下の状態があります。
  • active ：運用中の状態
  • inhibit ：閉塞中の状態
• オブジェクトに対応するアプリケーションのプロセス多重度
• オブジェクトに滞留しているクライアントからの要求数
• オブジェクトが定義されているワークユニット名

　以下に、tdinfobjコマンドの引数を説明します。

objname

　詳細情報を表示するオブジェクトの名前を指定します。

注意事項

• isstopwu,tdstopwuコマンド実行中は当コマンドは実行しないでください。

• 当コマンドはデフォルトシステムにのみ有効です。

• コマンドを実行するユーザのログインユーザ名は8バイト以下にしてください。

使用例

tdinfobj TDSAMPLE1/INTF
  objectname : TDSAMPLE1/INTF
  status     : active
  procnum    : 1
  queue      : 10
  wuname     : TDSAMPLE1