Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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付録A 旧バージョン互換コマンド

A.6 ejbinfocontainer

名前

 ejbinfocontainer − EJBコンテナの情報表示

形式

 ejbinfocontainer [-M システム名] [-l EJBコンテナ名|-s EJBコンテナ名]

機能説明

 EJBコンテナの情報を表示します。オプションを指定しない場合には、作成されているEJBコンテナの一覧を表示します。
 以下に、出力される内容について説明します。

 Impl-ID
 EJBコンテナが使用するインプリメンテーションリポジトリIDを表示します。
 name
 EJBコンテナの名前を表示します。
ssl
 SSLを使用した暗号化通信の設定状態を表示します。
 ON : SSLを使用した暗号化通信に設定
 OFF : SSLを使用した暗号化通信に非設定

表示例

name     ssl  Impl-ID
MyServer   OFF  IDL:MyServer:1.0
Cart     OFF  IDL:Cart:1.0
PetStore   OFF  IDL:PetStore:1.0
Sample    ON   IDL:Sample:1.0

total 4 EJB container(s)

 以下にejbinfocontainerコマンドの引数を説明します。

-M システム名

 拡張システムに対する操作を行う場合は、システム名にiscreatesysコマンドで指定したシステム名を指定します。省略した場合は、デフォルトのシステム名が使用されます。

-s EJBコンテナ名

 情報を表示するEJBコンテナ名を指定します。EJBコンテナ定義で定義した項目が出力されます。
 また、表示したEJBコンテナ定義情報をファイルにリダイレクトすることで、EJBコンテナ定義ファイルを作成できます。
 EJBコンテナ定義を更新する場合などにも使用できます。

表示例

[Common]
name         = EMPLOYEE
java         = 1.3
thr_conc_init     = 50
concurrency      = 2
maximum_memory    = 128
java_command_option  = -DTRACE=ON

classpath       = C:\work\xxx.jar
classpath       = C:\work\yyy.jar
redirect_mode     = true

redirect_path     = C:\Temp\ejbcontainer
distributed_tran   = false
stateless_rapid_mode = true
cmpupdate_rapid_mode = true
cmpsql_cache_mode   = true
[DataSource]
datasource_name    = Datasource1
isolation_level    = Transaction-read-committed
previous_connection  = 100
[DataSource]
datasource_name    = Datasource1
isolation_level    = default
previous_connection  = 200

-l EJBコンテナ名

 EJBコンテナに配備されたEJBアプリケーションの一覧を表示します。

 name
 EJBアプリケーションの名前を表示します。
 type
 EJBアプリケーションのタイプを表示します。(本バージョンでは表示されません。)

container name:EMPLOYEE
name     type
ShopBean   -
ShoesBean   -
CartBean   -

total 3 EJB application(s)


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