Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第11部 保守編> 第29章 バックアップコマンド

29.34 otsbackup

名前

 otsbackup − データベース連携サービスの資源のバックアップ・移出

形式


 otsbackup isdir backupdir

機能説明

 otsbackupコマンドは、データベース連携サービスの資源のバックアップ・移出を行います。backupdirで指定したディレクトリ配下にetcディレクトリを生成し、その配下にファイルをバックアップします。

 以下に、otsbackupコマンドの引数を説明します。

isdir

 Interstageのインストールフォルダを指定します。

backupdir

 バックアップ資源の格納ディレクトリを指定します。本ディレクトリ配下に、etcという名前のファイルまたはディレクトリが存在してはいけません。

メッセージ

 本コマンド実行時に表示されるメッセージと意味を以下に示します。

otsbackup: INFO: Backup process finished.
 バックアップ処理が終了しました。

otsbackup: ERROR: Invalid parameter.
 コマンドのパラメタ指定が間違っています。

otsbackup: ERROR: INTERSTAGE was started.
 Interstageが起動されています。

otsbackup: ERROR: %s does not exist.
 コマンドのパラメタで指定したInterstageのインストールフォルダ、または、バックアップ資源の格納フォルダ %s は、存在しません。

otsbackup: ERROR: %s\etc already exists.
 コマンドのパラメタで指定したバックアップ資源の格納フォルダ %s\etc が、すでに存在します。

otsbackup: ERROR: A required file does not exist.
 バックアップ資源が存在しません。Interstageのインストールフォルダの指定に誤りがあります。

otsbackup: ERROR: There is no permission to execute the command.
 Administratorsローカルグループに所属するユーザではありません。

otsbackup: ERROR: Backup process failed.
 バックアップ処理が異常終了しました。

otsbackup: ERROR: Backup data already exist.
 コマンドのパラメタで指定したバックアップ資源の格納ディレクトリに、すでにバックアップ資源が存在します。

otsbackup: ERROR: %s does not exist.
 コマンドのパラメタで指定したバックアップ資源の格納ディレクトリ %s が、存在しません。

otsbackup: ERROR: %s already exists.
 コマンドのパラメタで指定したバックアップ資源の格納ディレクトリ %s が、すでに存在します。

注意事項

使用例

 otsbackup C:\Interstage X:\Backup\ots

 otsbackup /backup/ots


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