Interstage Application Server リファレンスマニュアル（コマンド編）

29.24 j2eebackup

名前

　j2eebackup　−　J2EE共通資源のバックアップ・移出

形式

　j2eebackup -d backupdir [-M system]

機能説明

　j2eebackupコマンドは、J2EE共通資源のバックアップ・移出を行います。backupdirで指定したディレクトリ配下にファイルをバックアップします。
　以下に、j2eebackupコマンドの引数を説明します。

-d backupdir

　バックアップ資源の格納ディレクトリを指定します。

-M system

　拡張システムを生成した場合に、バックアップの対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。

メッセージ

　コマンドの実行結果は、コマンドを実行した画面に出力されます。メッセージの内容については、“メッセージ集”の“isj2eeで始まるメッセージ”を参照してください。

注意事項

• 本コマンドは、管理者権限で実行してください。
• 本コマンドは、Interstageを停止した状態で実行してください。

• j2eebackupコマンドは、その内部処理においてjarコマンドを使用しているため、jarコマンドが格納されているディレクトリが、環境変数PATHに含まれていることを確認する必要があります。