Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第11部 保守編 | > 第29章 バックアップコマンド |
ipprestore − InfoProvider Proの資源のリストア・移入
ipprestore -d directory_name [-t all] [-v V31] [-x {safe|force}] [-l infofile_name]
ipprestoreコマンドは、InfoProvider Proの資源のリストア・移入を行います。
以下に、ipprestoreコマンドのオプションと引数を説明します。
資源をリストアするもとのディレクトリ(ippbackupコマンドで指定したバックアップ先ディレクトリ)を絶対パスで指定します。
リストアする資源のタイプを指定します。
本オプションを指定した場合、環境定義ファイルとコンテンツを対象とします。本オプションを指定するには、ippbackupコマンドで-t allオプションを指定しておく必要があります。
本オプションを省略した場合、環境定義ファイルだけを対象とします。
対象とする資源についての詳細は、“Interstage運用ガイド”の“資源のバックアップとリストア”を参照してください。
Interstage V3環境でバックアップした資源をリストア・移入する時に指定します。
実行ファイルをリストア・移入する時の処理形式を指定します。
すでに存在する実行ファイルについてはリストア・移入を実施しない場合は「safe」を指定します。
すでに存在する実行ファイルについてもリストア・移入を実施する場合は「force」を指定します。
省略した場合は、「safe」が指定されたものとみなします。
「-x safe」を指定したことにより実行ファイルがリストア・移入されなった場合に対象ファイル名を出力するファイル名(上書き情報ファイル)を指定します。既存ファイルを指定した場合、もとの内容は削除されるので注意してください。省略した場合は、対象ファイル名が標準出力に出力されます。
リストア・移入されなかったファイルをリストア・移入したい場合は、対象のファイルを環境から削除して再度ipprestoreを「-x safe」を指定して実行してください。
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