Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第7部 シングル・サインオン運用編 | > 第24章 シングル・サインオン運用コマンド |
ssocloneaz − 業務サーバの複製
ssocloneaz [-p|-c] -f filepath
業務サーバを負荷分散する場合に、業務サーバの環境を複製します。
本コマンドは業務サーバ管理者が使用します。なお、本コマンドは絶対パスで実行する必要はありません。
以下に、ssocloneazコマンドのオプションと引数を説明します。
業務サーバの環境を複製するための準備を行います。
(複製元のマシンで本コマンドを実行する場合に指定します)
業務サーバの複製に必要な業務サーバの環境情報をfilepathに指定した業務サーバの環境情報ファイルに格納します。
業務サーバを複製します。
(複製先のマシンで本コマンドを実行する場合に指定します)
-pオプションを指定して作成した業務サーバの環境情報ファイルを、filepathに指定します。
業務サーバの環境情報ファイルから、本コマンドを実行しているマシンに対して、業務サーバを動作させるために必要な業務サーバの環境情報を複製します。
業務サーバの環境情報ファイルを絶対パスで指定します。
-pオプション指定時は、業務サーバの環境情報をfilepathに格納します。
-cオプション指定時は、filepathに指定した業務サーバの環境情報ファイルから業務サーバの環境を複製します。
-pオプション指定時(業務サーバの環境の複製の準備)
-cオプション指定時(業務サーバの複製)
(1)業務サーバ環境の複製準備(複製元のマシンで実行します)
業務サーバの環境情報ファイルは、“C:\temp\ssoazfile”とします。
ssocloneaz -p -f C:\temp\ssoazfile |
業務サーバの環境情報ファイルは、“/tmp/ssoazfile”とします。
ssocloneaz -p -f /tmp/ssoazfile |
(2)業務サーバの複製(複製先のマシンで実行します)
業務サーバの環境情報ファイルは、“C:\temp\ssoazfile”とします。
ssocloneaz -c -f C:\temp\ssoazfile |
業務サーバの環境情報ファイルは、“/tmp/ssoazfile”とします。
ssocloneaz -c -f /tmp/ssoazfile |
注)コマンド実行後、対話入力で、“yes”、または“no”を入力してください。それ以外を入力すると、“no”を入力した場合の動作となります。また対話入力で、“yes”を入力し、コマンドが正常に終了した場合、メッセージは表示されません。“no”を入力した場合は、「ssocloneaz canceled」が表示されます。
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