Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第3部 J2EE編> 第18章 JMS運用コマンド

18.6 jmsmkfact

名前

 jmsmkfact − ConnectionFactory定義の登録

形式

 jmsmkfact [-t | -q] -i <client-id> [-x] <jndi-name> [-M system]
 jmsmkfact -o [-t | -q] [-i <client-id>] [-x] <jndi-name> [-M system]

機能説明

 JMSのConnectionFactory定義を登録します。指定できるオプションとパラメタを以下に示します。

-o

 登録時に、同名のConnectionFactory定義がすでに存在する場合に上書きします。同名のConnectionFactory定義が存在しない場合は、新規に登録します。
 本オプションを省略した場合は、同名のConnectionFactory定義が存在しない場合に登録します。

-t

 ConnectionFactoryのタイプがTopicConnectionFactoryの場合に指定します。
 -oオプション指定時に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

-q

 ConnectionFactoryのタイプがQueueConnectionFactoryの場合に指定します。
 -oオプション指定時に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

-i <client-id>

 ConnectionFactory定義に設定するクライアント識別子を指定します。JMSプロバイダは、durable Subscriberを識別するための情報として使用します。
 -oオプション指定時に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

-x

 グローバルトランザクション機能を使用する場合に指定します。
 -tオプションと共に指定した場合は、グローバルトランザクション機能をサポートするTopicConnectionFactoryとなります。
 -qオプションと共に指定した場合は、グローバルトランザクション機能をサポートするQueueConnectionFactoryとなります。
 -oオプション指定時に-tオプション、-qオプションと共に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

<jndi-name>

 ConnectionFactory定義に登録するJNDI名を指定します。JMSアプリケーションは指定したJNDI名を使用してConnectionFactory定義を取得することができます。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例

 クライアント識別子が「client1」で、JNDI名が「java:comp/env/jms/TestTopicFactory」というTopicConnectionFactoryタイプのConnectionFactory定義を新規に登録する場合

jmsmkfact -t -i client1 TestTopicFactory

 クライアント識別子が「client1」で、JNDI名が「java:comp/env/jms/TestQueueFactory」というQueueConnectionFactoryタイプのConnectionFactory定義を新規に登録する場合

jmsmkfact -q -i client1 TestQueueFactory

 JNDI名が「java:comp/env/jms/TestTopicFactory」というConnectionFactory定義のクライアント識別子を「client2」に変更する場合

jmsmkfact -o -i client2 TestTopicFactory


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