Interstage Application Server リファレンスマニュアル（コマンド編）

18.3 jmsinfodst

名前

　jmsinfodst　−　Destination定義の一覧表示

形式

　jmsinfodst [-t | -q] [-M system]

機能説明

　JMSのDestination定義の一覧を表示します。
　一覧表は、表示しているDestination定義の総数に続いて、Destinationのタイプで分類した情報を表示します。また、各Destination定義の項目は、以下の順に表示されます。

• 通し番号
• Destination定義のJNDI名
• 関連付けられているイベントチャネルのグループ名
• イベントチャネル名

　指定できるオプションとパラメタを以下に示します。

-t

　TopicタイプのDestination定義の一覧を表示します。

-q

　QueueタイプのDestination定義の一覧を表示します。

-M system

　拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
　本オプションは、以下の製品で指定可能です。
　−　Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

• Solaris OEシステム、Linuxシステムの場合、本コマンドは管理者権限で実行してください。
• -tオプション、-qオプション共に省略した場合、すべてのDestination定義の一覧を表示します。
• jmsmkfact、jmsmkdst、jmsrmfact、jmsrmdstの各コマンド実行中は、本コマンドを実行できません。

使用例

 jmsinfodst

 [Total count : 2]
   +--[Topic count : 1]
   |    +--[1]
   |       [JNDI Name]    : TestTopic
   |       [Group Name]   : jms_topic
   |       [Channel Name] : topic1
   |
   +--[Queue count : 1]
        +--[1]
           [JNDI Name]    : TestQueue
           [Group Name]   : jms_queue
           [Channel Name] : queue1