Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第2部 OLTPシステム運用編 | > 第8章 CORBAサービス運用コマンド |
odrmipc − CORBAサービスで獲得したプロセス間通信資源の削除
odrmipc [httpgw] [-M system]
odrmipcコマンドは、CORBAサービスが獲得したプロセス間通信資源(メッセージキュー、セマフォ、共有メモリ)がCORBAサービスの異常終了などでシステムに残ってしまった場合に削除するコマンドです。何らかの原因でOD_startプロセスが強制終了した場合や、以下の操作/運用でCORBAサービスを停止させた場合で、オペレーティングシステムを再起動せずにCORBAサービスを再開させる場合に本コマンドを実行します。
なお、OD_startプロセスが終了しているかどうかは、以下のようにpsコマンドを使用して確認します。
ps -afe | grep OD_start
本コマンドは、以下のプロセスが獲得するプロセス間通信資源を削除します。
本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。
WebサーバにHTTP-IIOPゲートウェイの構築を行っている場合(“セキュリティシステム運用ガイド”の“HTTPトンネリングの環境設定”を参照)、上記に加えてHTTPトンネリングで獲得したプロセス間通信資源も削除します。ただし、WebサーバがInfoProvider Proの場合のみ使用可能です。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
− Interstage Application Server Enterprise Edition
− Interstage Application Server Standard Edition
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
− Interstage Application Server Enterprise Edition
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