Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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2.10 isstart
名前
isstart − Interstageの起動
形式
isstart [-M システム名]
機能説明
isstartコマンドは、Interstageを起動します。
本コマンドは、以下のサービスを起動します。
- Interstageインストール時にセットアップされたサービス
- isinitコマンドにより初期化したサービス
- Interstage管理コンソールの[システム]>[環境設定]画面で使用する設定としたサービス
本コマンドの起動対象サービスは、isstatコマンドまたは、Interstage管理コンソールの[システム]>[状態]の“詳細”表示で確認できます。
なお、本コマンド投入時に起動対象のサービスがすでに起動されていた場合は、そのサービスに対する起動は行いません。
また、上記に示す初期化が完了していない場合は、本コマンドはエラーとなります。
以下に、isstartコマンドのオプションを説明します。
-M システム名
対象のシステム名を指定します。
本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
注意事項
- 本コマンドを使用する場合には、コントロールパネルのサービスや、net start / net stopコマンドを使用して、以下のサービスの起動・停止についても実施しないでください。ただし、下記(*)のサービスに関しては、Interstage動作環境定義の稼働状態監視モード(定義項目“IS Monitor Mode”にて指定)に“mode2”を指定して初期化している場合、操作することができます。
- CORBAサービス(OD_start)
- ネーミングサービス(Naming Service)
- インタフェースリポジトリ(InterfaceRep_Cache Service)
- インタフェースリポジトリ(InterfaceRep_Cache_e Service)
- イベントサービス(EventService)
- コンポーネントトランザクションサービス(TransactionDirector)
- データベース連携サービス(ObjectTransactionService)
- Interstage APIサービス(INTERSTAGE API)
- ロードバランスオプション(NS LoadBalancingOption)
- Interstage HTTP Server (*)
- InfoProvider Pro(F3FMwww) (*)
- HTMLページ編集サービス(WebGateway)
V6以降ではHTMLページ編集サービスを同梱していませんが、Windows(R)での上書きインストールの場合などは、HTMLページ編集サービスを使用できます。
- V5.1以前のServletサービス(Interstage JServlet) (*)
- CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ(CORBA_SOAP ClientGW) (*)
- ワークユニットでEJBアプリケーションを運用する場合、isstartコマンドを実行する前に、環境変数を設定しておく必要があります。環境変数については、“J2EE ユーザーズガイド”の“環境変数の設定”を参照してください。
- 本コマンドを実行する際は、環境変数“LANG"に、"ja"または"ja_JP.PCK"など、OSのLANG情報と同一の値を設定する必要があります。なお、Interstage管理コンソールで操作を行った場合、本設定にしたがったメッセージが画面に表示されます。
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