Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第1部 Interstage運用編> 第2章 Interstage統合コマンド

2.7 ismodifyservice

名前

 ismodifyservice − Interstage運用環境へのサービスの追加/変更/削除

形式

  1. サービスの追加
     ismodifyservice [-M システム名] -a | -d ES|Servlet|SOAPCLGW|FJapache
  2. ネーミングサービス、インタフェースリポジトリ(標準インタフェース/valueインタフェース)の参照先をローカルホストに変更
     ismodifyservice [-M システム名] -a NS|IR
  3. ネーミングサービス、インタフェースリポジトリ(標準インタフェース)の参照先をリモートホストに変更
     ismodifyservice [-M システム名] -r -h ホスト名 [-p ポート番号] NS|IR
  1. InfoProvider Proの追加
     ismodifyservice [-M システム名] -a IPP Webサーバの識別子 環境定義ファイル名
  2. InfoProvider Proの削除
     ismodifyservice [-M システム名] -d IPP Webサーバの識別子

機能説明

 ismodifyserviceコマンドは、指定されたサービスに対して、以下の操作を行うコマンドです。

 本コマンドにより操作できるサービスは以下のものです。

 本機能を使用してサービスを追加した場合、そのサービスのチューニング値は、セットアップされているシステム規模に従ってカストマイズされます。

 以下に、ismodifyserviceコマンドのオプションおよび引数を説明します。

-M システム名

 対象のシステム名を指定します。
 本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。

-a

 サービスの追加を行う場合に指定します。
 また、ネーミングサービス、インタフェースリポジトリ(標準インタフェース/valueインタフェース)の参照先をローカルホストに変更する場合にも指定します。

-r

 ネーミングサービス、インタフェースリポジトリ(標準インタフェース)の参照先をリモートホストに変更する場合に指定します。

-d

 サービスの削除を行う場合に指定します。

-h ホスト名

 -rオプション指定時に変更するホスト名を指定します。

-p ポート番号

 -rオプション指定時に変更するポート番号を指定します。省略した場合は8002が指定されたものとみなします。

サービス識別名

 追加/変更/削除するサービスの識別名を指定します。
 各サービスの識別名は、以下のとおりです。大文字/小文字の区別はありません。

サービス

指定する識別名

インタフェースリポジトリ(標準インタフェース)

IR

ネーミングサービス

NS

イベントサービス

ES

Interstage HTTP Server
(Enterprise EditionおよびStandard Editionのみ)

FJapache


InfoProvider Pro

IPP

V5.1以前のServletサービス

Servlet

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ

SOAPCLGW

Webサーバの識別子 環境定義ファイル名

 InfoProvider Proの追加時には、Webサーバの識別子および環境定義ファイル名を指定します。InfoProvider Proの削除時には、Webサーバの識別子のみ指定します。
 識別子は任意の8文字以内の英数字で指定してください。

 Webサーバの環境定義ファイル名はファイル名のみ指定します。
 Webサーバの環境定義ファイル名はフルパスで指定します。

注意事項

使用例

イベントサービスを追加する場合

 ismodifyservice -a ES

ネーミングサービスの参照先を変更する場合

 ismodifyservice -r -h host01 NS

InfoProvider Proを追加する場合

 ismodifyservice -a IPP WWWSV WWWSV.dat

InfoProvider Proを削除する場合

 ismodifyservice -d IPP WWWSV


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