Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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目次
索引
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2.5 isinitservice
名前
isinitservice − Interstageインストール直後の環境の復元
形式
isinitservice
機能説明
Interstageインストール直後のセットアップされた環境の復元を行うコマンドです。
なお、isinitserviceコマンドでは、インストール時に自動作成するIJServerは作成されません。
Interstage管理コンソールを使用し、必要に応じてIJServerを新規作成してください。また、作成の際には、[ワークユニット]の[新規作成]画面上の簡易設定のワークユニット名に、“IJServer”を入力して作成してください。この際、ワークユニットタイプは、デフォルトのまま変更しないでください。
注意事項
- isinitserviceコマンドを使用してInterstageの初期化を行う場合、Interstageの初期化完了後、Interstageが停止状態のまま下記のサービスを再起動してください。再起動操作を行わなかった場合、以降のInterstage管理コンソールによる操作でエラーが発生することがあります。
- Interstage Operation Toolサービス
- Interstage JServlet(OperationManagement)サービス
- Interstage運用操作ツール
- Interstage管理コンソール用Servletサービス
- 以下のサービスがインストールされている必要があります。
- CORBAサービス
- コンポーネントトランザクションサービス
- INTERSTRAGE EJBサービス(Plusのみ)
- J2EE(Plusのみ)
- XML(Plusのみ)
- 本コマンドは、以下のサービスで使用している環境定義をクリアします。Interstageのセットアップ完了後に実行する場合には、必要に応じて資源のバックアップを行うことを推奨します。バックアップについては、“Interstage運用ガイド”の“資源のバックアップとリストア”を参照してください。
- CORBAサービス
- コンポーネントトランザクションサービス
- INTERSTRAGE EJBサービス
- J2EE
- すでに作成済みのIJServerでSSLを使用している場合には、本コマンドの発行前に、SSLを使用しているJServerに対し、以下のいずれかの対処を実施してください。
- Interstage管理コンソールの[システム]>[ワークユニット]>[IJServer名]の[環境設定]タブで、SSLを使用しないように設定してください。
- Interstage管理コンソールの[システム]>[ワークユニット]の[状態]タブで、IJServerを削除する。
- 本コマンドをPlusで使用した場合、Portalworksのシステム定義がクリアされます。
- INTERSTAGE EJBサービスがインストールされている状態で本コマンドを実行すると、“インタフェースリポジトリ(valueインタフェース)”がセットアップされます。
使用例
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