Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編) |
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付録A NETSTAGE高速連携 | > A.3 セション管理Extension環境定義ファイルの設定 |
gw-acstop
セション管理Extensionアプリケーションで公開するファイルが格納されている最上位ディレクトリをフルパスで記述します。
InfoProvider Pro環境定義ファイルのacstopで定義したディレクトリ/gai-gw/ゲートウェイ識別子/
gw-acstop: /opt/FSUNprovd/sample/pub/ext/fmt
gw-topHTML
セション管理Extensionアプリケーションが最初にアクセスされたとき、Webブラウザに返却するHTMLファイルを記述します。gw-acstopで指定したディレクトリからの相対パスで指定します。
セション管理Extensionアプリケーションが出力したデータ
gw-topHTML: index.html
maxsession
同時に開設できるセションの最大数を記述します。
指定可能な範囲は0〜65535です。0が指定された場合、省略値が設定されます。
この数値を上げると、同時に開設可能なセション数は多くなりますが、性能が劣化します。
maxsession: 100
timeout
セションの自動終了処理を行うためのタイムアウト時間を指定します。
単位は秒で、指定可能な範囲は0〜2147483647です。
0が指定された場合、省略値が設定されます。
timeout: 1200
multilogin
ユーザ認証が設定された場合にだけ有効な設定であり、同一ユーザの多重ログインを許可するかどうかを記述します。
以下の値が指定可能です。
no
multilogin: no
acslogdir
セション管理Extensionアプリケーションに対するアクセスログを採取するディレクトリ名をフルパスで記述します。
アクセスログファイルを採取する単位は、acslogunitで指定できます。
指定したディレクトリにファイルが存在しない場合は新規に作成します。存在する場合はそのファイルに追加します。
複数のゲートウェイ識別子を起動し運用する場合は、それぞれのゲートウェイ識別子で異なるディレクトリ名を指定してください。
アクセスログの詳細については"アクセスログ"を参照してください。
アクセスログを採取しません。
acslogdir: /opt/FSUNprovd/sample/pub/ext/log
statusfile
特定のステータスコードに対して返却する任意のHTML文書をフルパスで記述します。
この項目で設定していないステータスコードが発生した場合、デフォルトのエラーメッセージを出力します。
この項目は、複数定義することができます。
ステータスコードについては、“メッセージ集”を参照してください。
デフォルトのエラーメッセージが出力されます。
ステータスコード502に対して任意のHTML文書を返却したいとき
statusfile: 502 /opt/FSUNprovd/sample/pub/gai/fmt/status502.html
extension
省略できません。
extension: /opt/FSUNnsgig/usr/lib/libnsgext.so
logout
セション管理Extensionアプリケーションの終了スクリプト(終了コマンド)のスクリプト名と、終了スクリプトが実行されたときにWebブラウザに返却されるHTML文書を記述します。
スクリプト名を省略することはできません。
また、スクリプト名に"/"、"?"を含むことはできません。
返却するHTML文書は省略することができます。
HTML文書を省略した場合は、セション管理Extensionアプリケーションが返却したデータが返却されます。
省略できません。
スクリプト名が「exit」のとき、特定のHTML文書を返却する。
logout: exit /home/suzuki/exit.html
scripts
セション管理Extensionアプリケーションで処理するスクリプト(コマンド)を記述します。
複数ある場合は、当項目を複数記述します。
当項目でアプリケーションが処理できるスクリプト一覧を指定することにより、アプリケーションに渡すスクリプトを特定化できます。
InfoProvider Proは、Webブラウザからのスクリプトが一覧に存在しない場合は、アクセストップ配下のファイルの取り出し依頼と解釈します。
アクセストップ配下のファイルを検索して、存在すればそのファイルを返却し、存在しない場合は、アプリケーションにスクリプトとして渡します。
scripts: login
scripts: logout
scripts: search
scripts: proc
acslogunit
アクセスログを採取する単位を記述します。
以下の値が指定可能です。
user
acslogunit: user
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