Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編) |
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第3章 運用 | > 3.2 InfoProvider Proが出力するログ | > 3.2.1 アクセスログ |
各出力項目について説明します。
Webブラウザ、またはproxyサーバのホスト名です。
ホスト名が不明な場合は、IPアドレスとなります。
proxyサーバが介在する場合は、proxyサーバのホスト名またはIPアドレスになります。
サーバに接続したユーザ名です。
InfoProvider Proは常に“-”が出力されます。
ユーザ認証などで認証が必要な文書にアクセスしたときの認証名です。
ユーザ名との違いは、ユーザ名は、ホストに登録された名前であるのに対し、認証名は、InfoProvider Proに登録された名前である点です。
設定されていない場合は、“-”が出力されます。
クライアント認証の場合には、ユーザ名としてクライアント認証識別子が“()”で括られて出力されます。
クライアント認証識別子が省略された場合には、“(-)”が出力されます。
Webブラウザがアクセスした日時です。時刻のうしろに記述されている“+900”などはUTC(世界標準時)との時差を表します。
出力例は、UTC(世界標準時)で 04/Jul/1995:12:25:20 にアクセスしたことを示し、日本時間に直すと、04/Jul/1995:21:25:20 であることを示します。
Webブラウザがサーバに要求したリクエスト(HTTPのリクエストライン)です。
次のように出力されます。
" Method URI version " |
Method : リクエスト方法
URI : 要求してきた文書名
Version : HTTPバージョン
バージョン0.9の場合、versionはなし
バージョン1.0以上の場合、versionは"HTTP/1.1"を出力
サーバの状態を示すステータスコードです。
HTTPのステータスコードがそのまま出力されます。
コードは以下のように分類されています。コードの詳細については、“メッセージ集”を参照してください。
コード |
意味 |
---|---|
2xx |
成功 |
3xx |
リダイレクション(要求されたHTML文書は、別サーバにあるという場合に使用) |
4xx |
Webブラウザ異常(要求してきたHTML文書はない、要求プロトコルに誤りがあるなど) |
5xx |
サーバ異常(サーバで異常が発生したなど) |
返却したデータ長です(HTTPヘッダは含みません)。
Webブラウザからの要求を受け付けてから処理が完了するまでの時間です。
以下の形式で出力されます。
秒.ミリ秒
Webブラウザがサーバに送信したRefererヘッダの内容です。
Refererヘッダにはリクエスト中のURIが得られた文書のURIが出力されます。直接URIを入力した場合などRefererヘッダが存在しない場合は、""が出力されます。
Webブラウザがサーバに送信したUser-Agentヘッダの内容です。
User-AgentヘッダにはWebブラウザのソフトウェアの名前が出力されます。User-Agentヘッダが存在しない場合は、""が出力されます。
Webブラウザがサーバに送信したCookieヘッダの内容です。
CookieヘッダにはWebブラウザから通知されたCookie情報が出力されます。Cookieヘッダが存在しない場合は、""が出力されます。
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