Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド (Interstage HTTP Server編)
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付録A ディレクティブ一覧

A.98 UserDir

名前

 UserDir

形式

(1) UserDir ユーザディレクトリ名
(2) UserDir disabled
(3) UserDir disabled [ユーザ名 [ユーザ名...]]
(4) UserDir enabled ユーザ名 [ユーザ名...]

機能概要

(1) 指定したディレクトリをユーザディレクトリとして設定します。
 ユーザディレクトリを設定することにより、クライアントからの接続要求時にユーザディレクトリ配下のディレクトリに変換することができます。
 
 ユーザディレクトリは、絶対パスで指定します。
 なお、disabled/enabledを設定する場合は、ユーザディレクトリを必ず設定する必要があります。
 
 ユーザディレクトリは、絶対パス、またはユーザのホームディレクトリ配下のディレクトリ名を指定します。

(2) enabledで設定したユーザ以外のユーザは、ユーザディレクトリの設定を無効とします。

(3) 指定したユーザは、ユーザディレクトリの設定を無効とします。

(4) 指定したユーザは、ユーザディレクトリの設定を有効とします。

 enabled/disabledが指定されていない場合は、ユーザディレクトリが指定されたとみなし、ユーザ名およびディレクトリ名を変換します。
 たとえば、URLに“http://www.httpserver.co.jp/~taro/one/two.html”と指定した場合、本ディレクティブの設定値に対し、ディレクトリは以下のように変換されます。

本ディレクティブの設定値

変換後のディレクトリ

UserDir C:\Interstage\F3FMihs\home

C:\Interstage\F3FMihs\home\taro\one\two.html

UserDir C:\home\*\www

C:\home\taro\www\one\two.html

本ディレクティブの設定値

変換後のディレクトリ

UserDir public_html

~taro/public_html/one/two.html

UserDir /usr/web

/usr/web/taro/one/two.html

UserDir /home/*/www

/home/taro/www/one/two.html

指定位置

 グローバルコンテキスト、バーチャルホスト

省略値


 なし


 public_html

初期値


 なし

UserDir disabled

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