Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (コンポーネントトランザクションサービス編)
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第4章 サーバアプリケーションの作成(COBOL)

4.3 サーバアプリケーションのソースの作成

 サーバアプリケーションの処理を、オペレーティングシステムに添付されているエディタなどを使用して記述します。
 ローカルトランザクション運用の場合は、リソースマネージャが提供するトランザクション命令と、リソースマネージャを使用するために必要な、データベースの結合処理や切り離し文などを記述してください。記述するトランザクション命令については、使用するリソースマネージャのマニュアルを参照してください。
 セション情報管理機能を使用して、セション型の業務システムを構築する場合は、サーバ側のオブジェクトがセション情報管理オブジェクトへアクセスする必要があるため、CORBAクライアントの初期化が必要です。
 セション情報管理機能に使用するAPIについては、“リファレンスマニュアル(API編)”を参照してください。
 IDL定義とサーバアプリケーション名の関係を以下に示します。

 モジュール名-インタフェース名-オペレーション名

注意

COBOL登録集からの複写

 IDL定義に定数宣言を記述した場合、IDLコンパイルにより以下のCOBOL登録集ファイルが出力されます。本ファイルが出力された場合は、COPY文を使用して登録集原文をサーバアプリケーションに複写してください。

 TD-オブジェクト名-H.cbl

出口プログラムの作

 出口プログラムは以下の形式で作成してください。なお、ここでの出口プログラムとは、前出口プログラム、後出口プログラム、および、プロセスバインド機能を使用する場合の異常出口プログラムを指します。

引数

なし

復帰値(PROGRAM-STATUS)

正常終了:0
異常終了:0以外

 復帰値が0以外の場合は、出口プログラム異常終了とみなし、出口プログラム種別ごとに以下の動作となります。


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