Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (コンポーネントトランザクションサービス編)
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第1章 分散アプリケーションを作成するための基礎知識

1.2 基本的な運用パターン

 クライアント側とサーバ側でデータをやり取りする場合のプロトコルは、CORBAで規定されているIIOPが使用できます。代表的な運用パターンとして以下について説明します。

CORBAクライアントとローカルトランザクションアプリケーショの連携

 CORBAの分散オブジェクト環境でのクライアントと、サーバシステム内でデータベース管理システムに対してトランザクション運用を行うアプリケーションが通信します。
 アプリケーションが、1つのデータベースを利用する業務に適しています。

 サーバアプリケーションを作成できる言語は、C言語、C++言語、COBOLです。
 サーバアプリケーションを作成できる言語は、C言語、C++言語です。

クライアントアプリケーションの作成

 クライアント側のアプリケーションは、CORBAクライアントアプリケーションとして作成します。詳細については、“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”を参照してください。
 なお、コンポーネントトランザクションサービスを使用する際に、アプリケーションが例外復帰した場合の対処については、“メッセージ集”の“コンポーネントトランザクションサービスの例外情報”を参照してください。


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