Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (イベントサービス編)
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 機能> 1.3 基礎知識

1.3.8 イベントチャネルのモデルの動的な確立

 esmkchnlコマンドとessetcnfchnlコマンドでイベントチャネルのモデルが不定(-type none)の場合、イベントチャネルのモデルは、コンシューマとサプライヤがイベントチャネルに接続した時点で確立します。コンシューマとサプライヤがイベントチャネルに接続する組み合わせと確立するモデルを以下に示します。

 

サプライヤで獲得するプロキシのタイプ

PushConsumer

PullConsumer

コンシューマで獲得するプロキシのタイプ

PushSupplier

Push

ありえない組み合わせ

PullSupplier

Mixed

Pull

 1つのイベントチャネルに複数のモデルのコンシューマまたはサプライヤが接続した場合は、最初に接続して確立したモデルでの動作が有効となります。このため、モデルの確立後にその他のモデルで接続が行われた場合は、BAD_OPERATION例外を返します。その概要を以下に示します。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005