Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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付録A IDL定義> A.7 データ型と型宣言

A.7.6 固定小数点型

 以下に固定小数点型の形式を示します。

  typedef fixed<有効桁数, 小数点位置>  データ型名;

 固定小数点型はCOBOLマッピング, OOCOBOLマッピングでのみ使用可能です。
 有効桁数には、数字項目(COBOL/OOCOBOL)の桁(有効桁)の長さを指定します。指定可能範囲は1〜18です。
 小数点位置は数字項目での小数点位置を示すもので、小数点を有効桁の右端から左方向に何桁分移動するかを指定します(負値の場合は右方向に移動することになります)。指定可能範囲は(有効桁数-18)〜17です。

有効桁数と小数点位置の指定

 IDL言語で固定小数点型fixedを指定した場合、COBOL/OOCOBOLで数字項目(PICTURE句)として定義されます。このとき、有効桁数と小数点位置により数字項目の定義形式が決定されます。

 有効桁数/小数点位置によるCOBOL/OOCOBLでの桁の表現と数字項目の定義形式を以下に示します(有効桁を"|-|"、小数点位置を"v"、仮想桁を"|0|"とします)。

 なお、COBOL/OOCOBOLでは、有効桁+仮想桁を18桁以下とする必要があります。


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