Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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第6章 アプリケーションの開発(Java言語)> 6.3 アプレットのデジタル署名> 6.3.3 デジタル署名手順

6.3.3.4 Internet Explorer(signcodeを使用した場合)のデジタル署名

 Internet Explorerを使用する場合のデジタル署名手順を説明します。署名ツールとしてsigncode(SDK for Javaのツール)を使用します。

備考

 signcodeの詳細については、SDK for Javaのドキュメントを参照してください。また、以下の説明は一例であるため、正式な実施方法は認証局に確認してください。

 デジタル署名は、証明書を認証局から入手してcabアーカイブファイルに適用します。

(1)証明書の入手

 Internet Explorerで使用するデジタル署名は、Authenticode形式の証明書を発行する認証局から入手します。入手方法は認証局に確認してください。

(2)cabアーカイブファイルへの適用

 cabアーカイブファイルにデジタル署名を適用します。実行例を以下に示します(cabアーカイブファイル:Sample.cab)。

  signcode -j javasign.dll -jp low -spc sample.spc -v sample.key Sample.cab
    -j       : java権限情報
    -jp      : セキュリティレベルlow(完全な権限)を指定
    -spc     : 証明書情報を指定
    -v       : プライベートキーを指定

 cabアーカイブファイルの作成方法は、“Javaクラスファイルのアーカイブ”を参照してください。


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