Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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第6章 アプリケーションの開発(Java言語)> 6.2 CORBAアプリケーションの実行

6.2.4 サーバ環境の設定

 サーバアプリケーションのコンパイルおよび実行時、CORBAアプリケーションの実行環境に応じてCLASSPATHに設定するJavaライブラリが異なります。
 サーバ環境で使用するJavaライブラリを以下に示します。

Java実行/開発環境

JDK/JRE1.1.8

JDK/JRE1.2.2、JDK/JRE1.3(注)

JDK/JRE1.4(注)

ODjava.jar

ODjava2.jar

ODjava4.jar

注) サーバ環境では、“Javaライブラリに対する権限の設定”は必要ありません。

【環境変数の設定例】

 起動用のバッチファイル内でCLASSPATHを設定している場合は、バッチファイル内の記述を以下のように変更してください。

set CLASSPATH=.;%OD_HOME%\etc\class\ODjava4.jar;%CLASSPATH%;

【環境変数の設定例】

 起動用のシェルスクリプト内でCLASSPATHを設定している場合は、シェルスクリプト内の記述を以下のように変更してください。また、CLASSPATH変数の他に、環境変数LD_LIBRARY_PATHに"<CORBAサービスのインストールディレクトリ>/lib"を設定する必要があります(CORBAサービスのインストールディレクトリ)。

CLASSPATH=.:$OD_HOME/etc/class/ODjava4.jar:$CLASSPATH
LD_LIBRARY_PATH=$OD_HOME/lib
export CLASSPATH
export LD_LIBRARY_PATH

 なお、APWORKS V2.0以降の製品に添付されているjavaコマンドを使用する場合は、あらかじめ環境変数THREADS_FLAGにnativeを設定する必要があります。

 起動用のシェルスクリプトで設定する場合は、シェルスクリプト内に以下の記述を追加してください。

THREADS_FLAG=native
export THREADS_FLAG

 この設定がない場合は、起動用シェルスクリプトのjavaコマンドに-nativeオプションを指定する必要があります。

java -native <クラス名>


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