MessageQueueDirector説明書
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15.2.5.3 運用が自動継続できることを確認する
フェイルオーバの後に、運用が自動的に継続できることを確認します。MSCSに登録したリソースの確認は完了しているため、ここではアプリケーションを観点とした確認を実施します。
なお、ACM連携サービスを使用して運用を自動継続する場合、以下の注意点があります。
- グローバルサーバのACMおよびSolaris OEのMQDと通信する場合
フェイルオーバによりMQDの実行ノードが移動した場合、元の実行ノードで確立していたDPCF通信パスが相手システムに残ったままとなる場合があります。このため、フェイルオーバ発生時に、相手システム側でDPCF通信パスを解放し、再度DPCF通信パスを確立するような対処が必要です。
- WindowsサーバのMQDと通信する場合
IDCMのDPCF通信パスを確立するアプリケーションやIDCM操作画面からDPCF通信パスの確立を行った際に、ACM連携サービスが自動的にDPCF通信パスを解放し、再度待機側へDPCF通信パスを確立する処理を行います。
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