MessageQueueDirector説明書
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第3部 クラスタシステム編> 第13章 クラスタサービス機能(Windowsサーバ SafeCLUSTER編)> 13.2 環境設定> 13.2.1 環境設定前に行うこと

13.2.1.2 共用ディスク装置を設定する

 MQDをクラスタシステムで動作させるためには、MQD環境定義に指定するすべてのファイルを共用ディスク装置上に作成しなければなりません。そのため、必要なファイル容量を見積もった後に、その容量を格納できる共用ディスク装置を用意します。共用ディスク装置は切替えディスクとして登録します。そして、MQDを登録するサービスに事前にリソースとして登録してください。これは、MQDの環境を作成するときに、この切り替えディスクにアクセスする必要があるためです。設定および登録方法の詳細については、“SafeCLUSTER/Standard 導入運用ガイド”を参照してください。

 共用ディスク装置は、ファイルシステムとして使用するものを用意します。共用ディスク装置の構成を図13.4に示します。なお、共用ディスク装置は複数使用することも可能です。

[図13.4 共用ディスク装置の構成]


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