MessageQueueDirector説明書
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第2部 拡張機能編> 第10章 ACM連携サービス

10.1 概要

 ACM連携サービスでは、以下の各サーバ上の製品と連携して、サーバ間の非同期メッセージ交換を実現します。

 図10.1にACM連携サービスを利用した連携形態を示します。なお、各製品の詳細については、“OS IV AIM ACM使用手引書”、および“MessageQueueDirector MQゲートウェイ 説明書”を参照してください。

[図10.1 ACM連携サービスを利用した連携形態]

 AIM  : Advanced Information Manager
 IDCM : Integration Data Communication Manager
 ACM  : Asyncronous CoMmunication
 APPL : APPLication program
 MQSeries : IBM社の非同期メッセージング機能を実装したソフトウェアです。

 以下にACM連携サービスの主な特徴を示します。

メッセージ保

 ACM連携サービスは、システムの各種異常事態からメッセージの欠落や重複を防止するためのメッセージ保証機能を装備しています。メッセージ送受信中にシステムダウンや通信パス異常が発生してもメッセージは保証されます。

利用できるACM種別

 グローバルサーバと連携する場合、利用できるACM種別としては、グローバルサーバ内に構築するAIMシステム環境を前提としたAIM特化型ACMが利用できます。AIM特化型ACMでは、AIM操作コマンドによる運用管理、およびホットスタンバイシステムなどのAIMの高度な機能を利用することができます。詳細については、“OS IV AIM ACM使用手引書”を参照してください。


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