MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第8章 プログラムインタフェース> 8.2 COBOL言語インタフェース> 8.2.2 パラメタの詳細説明

8.2.2.1 メッセージキュー属性情報

 メッセージキュー属性情報は、メッセージキューの作成、メッセージキュー属性の設定または参照する場合に使用します。以下にメッセージキュー属性情報の形式を示します。また、内容および入出力関係を表8.2および表8.3に示します。

メッセージキュー属性情報の形式

     
     WORKING-STORAGE SECTION.
       01 MQD-QUEUEATTR.
         02 QNAME              PIC X(64).
         02 GUARANTEE          PIC X(1).
         02 FILLER             PIC X(3).
         02 QUOTA              PIC 9(9) COMP-5.
         02 MSG-MAXLEN         PIC 9(9) COMP-5.
         02 DEFAULT-PRIORITY   PIC 9(9) COMP-5.
         02 DEFAULT-TIMELIMIT  PIC 9(9) COMP-5.
         02 FILLER             PIC 9(9) COMP-5.
         02 FILLER             PIC 9(9) COMP-5.
         02 FILLER             PIC 9(9) COMP-5.
         02 FILLER             PIC 9(9) COMP-5.
         02 FILLER             PIC 9(9) COMP-5.
         02 PUT-STATUS         PIC 9(9) COMP-5.
         02 GET-STATUS         PIC 9(9) COMP-5.
         02 NUM-OF-MSG         PIC 9(9) COMP-5.
         02 CREATE-TIMESTAMP   PIC 9(9) COMP-5.
         02 MODIFY-TIMESTAMP   PIC 9(9) COMP-5.
         02 FILLER             PIC 9(9) COMP-5.
         02 FILLER             PIC 9(9) COMP-5.
         02 FILLER             PIC 9(9) COMP-5.
         02 FILLER             PIC 9(9) COMP-5.
         02 FILLER             PIC 9(9) COMP-5.

[表8.2 メッセージキュー属性情報の内容]

項目名

和名

データ型

意味説明

QNAME

メッセージキュー

PIC X

メッセージキューの名前です。最大63文字です。左詰めで記述し、残りは空白で埋めます。また64バイト目には必ず空白を指定します。

GUARANTEE

メッセージ保証
レベル

PIC X

受信メッセージのメッセージ保証レベルです。
X'01': メモリ型
X'02': ディスク型

QUOTA

最大ディスク容量

PIC 9

メッセージキューが利用できる最大ディスク容量です。
本バージョンでは必ず0を指定します。

MSG-MAXLEN

メッセージの最大長

PIC 9

メッセージキューに格納できるメッセージデータの最大長です。単位はバイトです。780〜 2097152(2M)バイトの範囲で指定します。メッセージヘッダとメッセージ本体を合計した長さを指定してください。メッセージヘッダは 780バイトの固定長です。

DEFAULT-
PRIORITY

プライオリティの省略値

PIC 9

メッセージキューにメッセージを入れる際、メッセージの優先度を省略した場合に使用されます。小さい値ほど優先度が高くなります。

1〜3の値を指定します。

1〜7の値を指定します。

DEFAULT-
TIMELIMIT

最大保存時間の
省略値

PIC 9

メッセージキューにメッセージを入れる際、メッセージの最大保存時間を省略した場合に使用されます。本バージョンでは必ず0を指定します。

PUT-STATUS

送信状態

PIC 9

メッセージキューへの送信状態を以下の値で指定します。
0: 変更なし
1: 送信可能
2: 送信禁止
属性通知の場合は上記および以下の値が通知されます。
3: 使用禁止

GET-STATUS

受信状態

PIC 9

メッセージキューからの受信状態を以下の値で指定します。
0: 変更なし
1: 受信可能
2: 受信禁止
属性通知の場合は上記および以下の値が通知されます。
3: 使用禁止

NUM-OF-MSG

残存メッセージ数

PIC 9

メッセージキューに存在するメッセージの数です。

CREATE-
TIMESTAMP

メッセージキュー
の作成日時

PIC 9
BINARY

メッセージキューが作成された日時です。
1970/1/1 00:00:00 UTCからの秒数で表されます。
なお、当項目の値を表示する場合には、10桁の数字が表現できる領域に転送して、それを表示するようにしてください。

MODIFY-
TIMESTAMP

メッセージキュー
の最終更新日時

PIC 9
BINARY

メッセージキュー情報が最後に更新された日時です。
1970/1/1 00:00:00 UTCからの秒数で表されます。
なお、当項目の値を表示する場合には、10桁の数字が表現できる領域に転送して、それを表示するようにしてください。

[表8.3 メッセージキュー属性情報の入出力]

項目名

インタフェース名

MQDCREATEQ

MQDSETQATTR

MQDGETQATTR

QNAME

入力

出力

GUARANTEE

入力

出力

QUOTA

入力

出力

MSG-MAXLEN

入力

出力

DEFAULT-PRIORITY

入力

出力

DEFAULT-TIMELIMIT

入力

出力

PUT-STATUS

入力

入力

出力

GET-STATUS

入力

入力

出力

NUM-OF-MSG

出力

出力

CREATE-TIMESTAMP

出力

出力

MODIFY-TIMESTAMP

出力

出力

入力:入力情報、出力:出力情報、―:無効


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