MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第2章 機能> 2.7 RDBのトランザクション連携機能を利用したメッセージ交換

2.7.2 トランザクションの操作

トランザクションの開始

 トランザクションの開始は、最初のメッセージ操作またはデータベースへの操作を行うことにより開始します。MQDのトランザクション機能で提供しているプログラムインタフェースの“MQDBEGIN”および“mqd_begin”は使用しません。

トランザクションの終了

 トランザクションの終了は、“SQL COMMIT文”を使用します。MQDのトランザクション機能で提供しているプログラムインタフェースの“MQDCOMMIT”および“mqd_commit”は使用しません。

 トランザクションの終了は、メッセージキューからの切断やMQDからの切断、データベースの切断を行う前に、実行する必要があります。

トランザクションの取消し

 トランザクションの取消しは、“SQL ROLLBACK文”を使用します。MQDのトランザクション機能で提供しているプログラムインタフェースの“MQDROLLBACK”および“mqd_rollback”は使用しません。

 トランザクションの取消しは、メッセージキューからの切断やMQDからの切断、データベースの切断を行う前に、実行する必要があります。

 データベース管理システムによって取消しが行われる場合は、メッセージ操作およびデータベースへの操作も取り消されます。


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