A.1 オブジェクトクラスの定義

InfoDirectory使用手引書

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A.1 オブジェクトクラスの定義

　ここでは、InfoDirectoryで使用可能なオブジェクトクラスの定義を説明します。InfoDirectoryで使用されるスキーマは、X.500(93)、X.521、RFC1274、RFC2079、RFC2256、RFC2587、RFC2798に準拠しています。
　なお、属性の詳細は、「B.1 属性の定義」をご覧ください。

　以下の説明は、それぞれのオブジェクトクラスがどのような内容であるかを記述してありますので、エントリ登録時等にご覧ください。

account: 　コンピュータアカウント情報を定義します。
　
acSubentry: 　ACサブエントリ情報を定義します。
　
alias: 　ディレクトリツリーの別名を定義します。
　
applicationEntity: 　アプリケーションエンティティを定義します。
　
applicationProcess: 　アプリケーションプロセスを定義します。
　
caSubentry: 　CAサブエントリ情報を定義します。
　
certificationAuthority: 　ディレクトリの証明書発行権限（Certificate Authorities、CAs)に関する情報を定義します。
　
certificationAuthority-V2: 　ディレクトリの証明書発行権限（Certificate Authorities、CAs)に関する情報を定義します。
　
country: 　国を定義します。
　
cRLDistributionPoint: 　CRL情報が得られる方法を定義します。
　
dcObject: 　エントリのドメインコンポーネントを定義します。
　
deltaCRL: 　無効となったデルタリストを定義します。
　
device: 　プリンタなどのネットワークデバイスの情報を定義します。
　
dmd: 　ディレクトリ管理ドメイン情報を定義します。
　
dNSDomain: 　DNSリソースレコードを定義します。
　
document: 　ドキュメントを定義します。
　
documentSeries: 　ドキュメントシリーズを定義します。
　
domain: 　DNSドメインを定義します。
　
domainRelatedObject: 　通常、組織または組織単位であるX.500ドメインに等しいDNSドメインを示すエントリの定義に使用します。
　
dSA: 　DSA情報を定義します。
　
friendlyCountry: 　フレンドリーカントリーを定義します。
　
groupOfNames: 　グループ名を定義します。
　
groupOfUniqueNames: 　一意の名前を持つグループを定義します。
　
inetOrgPerson: 　組織のインターネットユーザのエントリを定義します。
　
InterstageapplicationProcess: 　Interstage用アプリケーションプロセスを定義します。
　
javaContainer: 　Javaオブジェクトのためのコンテナを定義します。
　
javaNamingReference: 　JNDIリファレンスを定義します。
　
javaObject: 　Javaオブジェクトを定義します。
　
labeledURIObject: 　既存のディレクトリオブジェクトに追加して、URI値情報を定義します。
　
locality: 　地域または地理的領域を定義します。
　
newPilotPerson: 　パイロットPersonを定義します。
　
organization: 　組織を定義します。
　
organizationalPerson: 　組織の従業員、または組織の関係者であるユーザを定義します。
　
organizationalRole: 　組織の役割を定義します。
　
organizationalUnit: 　組織単位を定義します。
　
person: 　人を定義します。
　
pilotDSA: 　パイロットDSAを定義します。
　
pilotObject: 　パイロットObjectを定義します。
　
pilotOrganization: 　パイロットOrganizationを定義します。
　
pkiCA: 　PKICA情報を定義します。
　
pkiUser: 　PKIユーザ情報を定義します。
　
qualityLabelledData: 　DITのサブツリー指定の許可情報を定義します。
　
residentialPerson: 　人の住居情報を定義します。
　
rfc822localPart: 　RFC822メールアドレスのローカル部分を表示するエントリを定義します。
　
room: 　部屋を定義します。
　
simpleSecurityObject: 　簡易セキュリティを設定します。主オブジェクトクラスが属性：userPasswordを持たない場合に使用します。
　
strongAuthenticationUser: 　厳密認証ユーザを定義します。
　
subentry: 　サブエントリ情報を定義します。
　
top: 　すべてのオブジェクトクラスのサブクラスとして使用される。
　
userSecurityInformation: 　ユーザのセキュリティ情報を定義します。

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