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第3部 SDK編> 第5章 アプリケーション開発環境(LDAP C API)> 5.7 注意事項

5.7.1 Windows Sockets DLLの利用方法について

 LDAP C APIはWindows Sockets DLL を利用してTCP/IPプロトコルで通信を行います。Windows Sockets DLLの初期化(WSAStartup())および終了処理(WSACleanup())はLDAP C API内で行うため、ユーザアプリケーション側では初期化処理は不要です。

 しかし、ユーザアプリケーション側でWindows Sockets DLLの初期化/終了処理を行う場合は、LDAP C API側で初期化/終了処理を実行しないように、セションハンドルオプションLDAP_OPT_WSINITを設定する必要があります。セションハンドルオプションLDAP_OPT_WSINITについては、セションハンドルオプションを参照してください。

[図: ユーザアプリケーションでWindows Sockets DLLの初期化/終了処理を行う場合]


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