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第3部 SDK編 | > 第5章 アプリケーション開発環境(LDAP C API) | > 5.3 エラーコード |
ldapssl_init()以外のAPI関数でエラーが通知された場合は、ldapssl_error()を使用して、SSLエラーコードを参照します。
このとき、SSLライブラリのエラーでない場合は、SSLエラーコードとして、0が通知されます。SSLに関するエラーには、ユーザ側で対処可能なエラーと、ユーザ側では対処不可能なエラーがあります。
ユーザ側で対処可能なエラーを以下に示してあります。SSLのエラー分類とSSLエラーコードは以下のように対応されています。表: ユーザ側で対処可能なエラー
大分類
中分類
対処
SSLエラーコード
証明書に関するエラー
証明書の期限切れ (※)
新しい証明書を入手してください。
0x00100008
CA局証明書の期限切れ(※)
新しいCA局証明書を入手してください。
0x00100009
証明書の検証エラー(※)
証明書を確認してください。
0x0010000c
プライベートキーの復号エラー
プライベートキーを調査してください。
0x00100012
サーバ証明書の期限切れ
サーバ証明書を確認してください。
0x00100018
サーバ証明書の検証エラー
サーバ証明書を調査してください。
0x0010001a
クライアント証明書の期限切れ
クライアント証明書を確認してください。
0x0010002e
クライアント証明書の検証エラー
クライアント証明書を確認してください。
0x00100035
秘密鍵が存在しない
証明書を確認してください。
0x0010003b
利用者プログラムエラー
パラメタエラー
証明書検証フラグを正しく設定してください。
0x00100001
暗号化の方法を正しく設定してください。
0x00100002
CRL管理ディレクトリを正しく設定してください。
0x0010002A
SSLプロトコルバージョンを正しく設定してください。
0x0010002C
証明書ニックネームを正しく設定してください。
0x0010003E
CA局証明書ニックネームを正しく設定してください。
0x0010003F
スロットディレクトリを正しく設定してください。
0x0010004B
トークンラベルを正しく設定してください。
0x0010004C
トークンパスワードを正しく設定してください。
0x0010004D
証明書運用管理ディレクトリを正しく設定してください。
0x0010004E
資源不足
メモリ不足
ほかの動作中のプログラムを終了してください。
0x00020001
ストリームの資源不足
0x00020002
タイムアウト
タイムアウト
タイマ値を見直してください。
0x00010001
※ 使用関数によって、サーバ/クライアントの切分けが必要です。
ユーザ側で対処不可能なエラーを、以下に示してあります。SSLのエラー分類とSSLエラーコードは以下のように対応されています。表: ユーザ側で対処不可能なエラー
大分類
中分類
対処
SSLエラーコード
証明書に関するエラー
その他の証明書に関するエラー
技術員に連絡してください。
0x00100003〜0x00100005
0x0010000f〜0x00100011
0x00100016,0x00100017
0x00100019,0x0010002b
0x0010002d,0x00100030
0x0010003e〜0x00100047
0x0010004a
0x00100006,0x00100007
0x0010000a,0x0010000d
0x00100014,0x00100015
0x0010001b〜0x0010001e
0x00100020〜0x00100023
0x0010002b
0x0010002f
0x00100032〜0x00100034
0x00100036〜0x0010003a
0x0010003c,0x0010003d
PKCSエラー
−
0x00300001〜0x0030001f
ソケットエラー
−
サーバ再起動、技術員に連絡してください。
0x00400001〜0x0040000c
SSLプロトコルエラー
−
技術員に連絡してください。
0x00500001〜0x00500018
その他のエラー
自局/相手局による送受信の停止
0x00150001
SSLライブラリの内部矛盾
0x00200001
CRL関数エラー
0x00310001〜0x00310004
ERRORメッセージ受信
0x00600001
Alertメッセージ送受信
0x00700001〜0x00700003
POLL関数エラー
0x00800001,0x00800002
その他
0x9001XXXX〜0x900bXXXX (※)
シーケンスエラー
0x0010000e
0x0010001f
セション保持数エラー
0x00100029
MACの認証エラー
0x00100013
オブジェクトIDなし
0x00100031
※ XXXXは任意のエラーコードです。
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