InfoDirectory使用手引書 |
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第3部 SDK編 | > 第5章 アプリケーション開発環境(LDAP C API) | > 5.1 クライアントAPIライブラリの機能 |
LDAPでは、InfoDirectoryサーバに対してエントリの検索を要求する場合に、検索するエントリの条件式を指定することができます。LDAPでは、これを検索フィルタと呼んでいます。
検索フィルタの文法は、以下のRFC文書に記述されています。
記述例
検索フィルタの記述例を以下に示します。
(objectClass=*)
(o=富士通株式会社)
(!(o=富士通株式会社))
(&(cn=太郎)(sn=富士通))
検索フィルタの値に、検索する値として以下の特殊文字を指定する場合、その特殊文字を“\”(エンマーク)でエスケープした後に16進数として指定する必要があります。
表: 16進数での指定が必要な特殊文字の一覧
特殊文字 |
16進数 |
---|---|
* |
0x2a |
( |
0x28 |
) |
0x29 |
\ |
0x5c |
NULL文字 |
0x00 |
記述例
検索フィルタの値に"C:\MyFile"を指定する場合、以下のように指定します。
(filename=C:\5cMyFile)
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