InfoDirectory使用手引書 |
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第1部 ディレクトリサービス編 | > 第2章 機能 | > 2.3 クライアント機能 |
ディレクトリのエントリ情報をコマンドベースで登録/参照などをしたい場合に、LDAPコマンドを使用します。日本語(Shift JIS、EUC)を直接コマンドに指定することが可能です。
また、バイナリデータ(Jpegphotoなど)を登録/参照などをしたい場合もLDAPコマンドで可能です。なお、LDAPコマンドはすべてSSL機能をサポートしているので、安全な通信を実行することが可能です。
コマンドの機能としては、以下の3つを提供します。
以下に上記コマンドを使用して操作可能な機能を示します。
ldapmodifyコマンドを使用し、エントリの情報を登録します。コマンドの使用方法は、ldapmodifyを参照してください。
ldapsearchコマンドを使用し、エントリの情報を参照します。なお、検索フィルタを使用して、特定の情報を取出すことが可能です。コマンドの使用方法は、ldapsearchを参照してください。
ldapmodifyコマンドを使用し、変更したい属性値などを指定して、エントリの情報を更新します。コマンドの使用方法は、ldapmodifyを参照してください。
ldapdeleteコマンドを使用し、削除したいDN名を指定して、エントリの情報を削除します。コマンドの使用方法は、ldapdeleteを参照してください。
これらのコマンドに設定するエントリの情報は対話形式で入力するか、もしくはLDIFフォーマットファイルを使用して入力します。LDIFについては、LDIFを参照してください。
対話形式
対話形式はパラメタの内容を標準入力から読込みます。以下に画面イメージを示します。対話形式については、コマンド仕様を参照してください。
ldapmodify -p 389 -h zao -D "cn=tarou,o=Fujitsu Limited,c=jp" -w fujitsu_tarou [RET]
dn: cn=Tarou, o=Fujitsu, c=jp [RET]
changetype: add [RET]
objectclass: person [RET]
cn: Tarou [RET]
sn: Fujitsu [RET]
[RET]
[RET]※ [RET]は、リターンの押下を意味します。
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