InfoDirectory使用手引書
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第1部 ディレクトリサービス編> 第2章 機能> 2.2 サーバ機能> 2.2.10 ログ

2.2.10.2 ログ監視設定項目

 ログ監視機能では、以下の項目を変更することができます。

  1. ログ採取の開始/停止

     ログごとに情報採取有無を制御します。なお、アップデートログについては、常時、採取されます。

     

  2. トレースレベルの指定

     各ログの採取レベルを指定します。

     

  3. IPCログの採取量 (デフォルト値 : 128バイト)

     IPCログ採取量を指定します。指定範囲は、0〜65536です。なお、IPCログ採取量は共通設定のため、以下のトレースログごとに設定することはできません。

     odsmdsa, odssdsa, odsldap, odsldapv3, odssyncgwプロセス

     

  4. ログバックアップファイルの格納先ディレクトリの指定

     ログバックアップファイルの格納先ディレクトリをフルパスで指定します。
     (採取中のログトレースファイルは、「DSA作成ディレクトリ/xlogs配下」にあります。)

     指定単位は以下のとおりです。

     なお、アップデートログ、変更ログ、トラフィックログのバックアップファイル格納ディレクトリを指定することはできません。

     

  5. バックアップファイル保有数の指定 (デフォルト値 : 7)

     バックアップファイルの最大保有数を指定します。指定範囲は、0〜100です。0を指定した場合、保有数は無制限となります。
    なお、アップデートログについては、バックアップ保有数の指定は無効となります。

     

  6. ファイルサイズの指定 (デフォルト値 : 10Mバイト)

     各ログ単位にログファイルのサイズをMバイト単位で指定します。指定範囲は、0Mバイト〜100Mバイトとなります。0Mバイトを指定した場合、ファイルサイズは無制限となります。
     ※ ファイルサイズに0Mバイト(無制限)を指定した場合、トータルファイルサイズでも0Mバイト(無制限)を指定しなければなりません。
    なお、アップデートログについては、ファイルサイズの指定は無効となります。

     

  7. トータルファイルサイズの指定 (デフォルト値 : 80Mバイト)

     各ログ単位にバックアップファイルおよびカレントファイルのトータルサイズをMバイト単位で指定します。指定範囲は、0Mバイト〜2048Mバイト(約2Gバイト)です。0Mバイトを指定した場合、トータルファイルサイズは無制限となります。
     
     ※ トータルファイルサイズは、ファイルサイズより大きくなければなりません。

     

  8. 空きディスク容量の指定 (デフォルト値 : 100Mバイト)

     動作可能ディスク空き容量をMバイト単位で指定します。指定範囲は、1Mバイト〜2048Mバイト(約2Gバイト)です。なお、ディスクフルを避けるため、0Mバイトの指定はできません。

     

  9. バックアップファイル作成開始時間の指定

     1回目のバックアップファイルを作成する時間(西暦4桁/月/日:時:分)を指定します。

     

  10. バックアップ作成間隔時間の指定 (デフォルト値 : 1日)

     バックアップファイルを作成する間隔時間を指定します。単位には、分/時間/日/週の4パターンが指定できます。指定範囲は、1分〜53週(約1年)です。
    なお、スケジューラログ、エラーログ、アップデートログについては、バックアップ作成間隔時間の指定は無効となります。

     

  11. バックアップファイル保有期間の指定(デフォルト値 : 1週間)

     バックアップファイルを保有する期間を指定します。単位には、日/週の2パターンが指定できます。指定範囲は、1日〜106週(約2年)です。なお、スケジューラログ、エラーログ、アップデートログについては、バックアップファイル保有期間の指定は無効となります。

     

  12. ファイル監視間隔時間の指定 (デフォルト値 : 60秒)

     ファイルの監視間隔を秒単位で指定します。指定範囲は、60秒〜86400秒(1日)です。


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