Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド |
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付録B エラーコード | > B.2 SSLエラーコード |
[意味]
SSL環境定義ファイルが見つかりません。または、暗号化方法の設定に誤りがあります。
[ユーザの対処]
JNDIを使用するユーザアプリケーション、またはLDAPコマンドの場合は、指定したSSL環境定義ファイルが存在するかを確認してください。SSL環境定義ファイルは以下の方法で指定されています。
システムプロパティ"user.sslenvfile"
-Zオプション
SSL環境定義ファイルが存在する場合は、SSLによる暗号化通信を行うために構築した、証明書や秘密鍵を管理する環境により、以下の対処をしてください。
Interstage証明書環境が壊れている可能性があります。バックアップした資源からInterstage証明書環境をリストアしてください。Interstage証明書環境のリストアは、すべてのサービス、サーバアプリケーションが停止していることを確認したうえで操作を開始してください。サービス、サーバアプリケーションの起動・停止については、サービス、サーバアプリケーションのマニュアルを参照してください。Interstage証明書環境資源のリストアについては、以下を参照してください。
“Interstage運用ガイド”の“資源のバックアップとリストア”-“リストア手順”-“Interstage証明書環境資源のリストア”
上記の対応をしても改善しない場合、または資源をバックアップしていない場合は、Interstage証明書環境を再構築してください
Interstage証明書環境の構築については、以下を参照してください。
“セキュリティシステム運用ガイド”の“Interstage証明書環境の構築と利用”-“環境の構築方法”
SSL環境定義ファイルの暗号化アルゴリズム(crypt)、またはSSLENV構造体のcryptを正しく設定したうえで、再度処理をしてください。
SSL環境定義ファイルの暗号化アルゴリズム(crypt)については、“SSL環境定義ファイルの設定(クライアント)”を参照してください。
SSLENV構造体のcryptについては、以下を参照してください。
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