Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド |
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第4章 運用・保守 |
スタンドアロン形態で運用中にトラブルなどが発生し、リポジトリの修復が必要になった場合の修復方法について説明します。
環境が壊れている場合は、スタンドアロン形態のリポジトリを再作成します。リポジトリのバックアップディレクトリ(Solaris OE、Linuxではバックアップファイル)を使用することにより、リポジトリをバックアップ時の状態へ修復することができます。バックアップディレクトリ(Solaris OE、Linuxではバックアップファイル)がない場合は、リポジトリを新規に再作成する必要があります。
スタンドアロン形態での運用中に、リポジトリをバックアップディレクトリ(Solaris OE、Linuxではバックアップファイル)から作成し直して修復する場合の対応手順を説明します。
バックアップディレクトリ X:\Backup\irep\rep001_back
リポジトリ名 rep001
ireprestsys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001 |
バックアップファイル名 /backup/irep/rep001_back.tar.Z
リポジトリ名 rep001
# ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.Z -R rep001 |
ireprestsysコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“バックアップコマンド”を参照してください。
データベース内のデータが壊れている場合は、データベース内のデータのみを修復します。リポジトリのバックアップディレクトリ(Solaris OE、Linuxではバックアップファイル)を使用することにより、データベース内のデータをバックアップ時の状態へ修復することができます。バックアップディレクトリ(Solaris OE、Linuxではバックアップファイル)がない場合は、データを新規に再作成する必要があります。
データの修復手順を説明します。
最新のバックアップディレクトリ(Solaris OE、Linuxではバックアップファイル)を、ireprestsysコマンドを使用し、-dataonlyオプション指定で、データベース内にデータのみをリストアします。
リポジトリ名は、バックアップしたリポジトリの名前と同じものを指定してください。
データベースの置き換えをするかどうかの確認メッセージが表示されますので、置き換える場合は、“y”または“Y”を入力してリストアを続行してください。リストアを中止する場合は、“n”または“N”を入力してください。その他のキーを入力した場合は、確認メッセージを再度出力してキー入力待ちとなります。
バックアップディレクトリ X:\Backup\irep\rep001_back
リポジトリ名 rep001
ireprestsys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001 -dataonly |
バックアップファイル名 /backup/irep/rep001_back.tar.Z
リポジトリ名 rep001
# ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.Z -R rep001 -dataonly |
バックアップファイル名 /backup/irep/rep001_back.tar.Z
リポジトリ名 rep001
# ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.Z -R rep001 -dataonly |
ireprestsysコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“バックアップコマンド”を参照してください。
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