| Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド | 
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| 第6部 connector編 | > 第22章 Interstage connectorの基本機能 | 
Interstage connectorはEJBが提供するトランザクション機能を使用して、リソースのトランザクションを管理する機能があります。この機能を使用して、複数のリソースマネージャにまたがるトランザクションを管理できます。
Interstage connectorではresource adapterの各トランザクションレベルをサポートしています。
resource adapterのトランザクションサポートレベルはdeployment descriptorのtransaction-supportタグに定義されています。ここに指定された値によって以下のようにresource adapterがサポートするトランザクションレベルに違いがあります。
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 トランザクション種別  | 
 使用用途  | 
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 XA トランザクションサポート  | 
 transaction-supportタグに“XATransaction”が指定されます。 EJBの分散トランザクション機能を使用して、resource adapter以外のリソースとも連携したトランザクション管理ができます。トランザクションは2フェーズコミットプロトコルで処理されます。  | 
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 ローカル トランザクションサポート  | 
 transaction-supportタグに“LocalTransaction”が指定されます。 XA トランザクションと違い、2 フェーズ コミットプロトコル(2PC)に関わることができません。必ず1フェーズコミットプロトコルで処理されるため、1トランザクションでは1つのリソースのみアクセスすることが推奨されます。  | 
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 トランザクション非サポート  | 
 transaction-supportタグに“NoTransaction”が指定されます。 このトランザクション種別がサポートされたresource adapterはトランザクション連携されません。  | 
XAトランザクションまたはローカルトランザクションをサポートするresource adapterを使用する場合は、コンテナが制御するトランザクション(トランザクション属性に“Container”を指定)と連携できます。

トランザクション機能使用する場合の注意事項
XAトランザクションを使用する場合、Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > [IJServer名] > [EJBコンテナ設定] > [分散トランザクションを使用する]で“使用する”に設定してください。
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