Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第6部 connector編> 第22章 Interstage connectorの基本機能

22.1 接続管理

 Interstage connectorはJNDIよりconnectorのコネクションファクトリを取得して、connectorのリソースに接続する機能があります。

 Interstage connectorは一度接続したconnectorへの接続情報をプール管理します。これにより、多数のクライアントからのリソースアクセス、またはリソースへの頻繁なアクセスが必要なアプリケーション環境の構築ができます。

■ プーリングしたコネクションの時間監視

 プールされたコネクションはコンテナが時間監視(タイムアウト)します。使用されずにタイムアウト時間を超過したコネクションはコンテナが自動的に解放します。

 以下のファイルに値を設定することによってタイムアウト時間を変更できます。単位は秒、デフォルト値は600(秒)です。

C:\Interstage\J2EE\etc\JCA\jca.properties

/opt/FJSVj2ee/etc/jca/jca.properties

 上記ファイルに以下のプロパティを設定してください。デフォルトで600が設定されています。

プロパティ名

プロパティ値

idle.resource.threshold

タイムアウト値


タイムアウト時間を300秒に設定する場合の例を以下に記述します。

idle.resource.threshold=300


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