Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第5部 JMS編> 第21章 JMSアプリケーションの開発> 21.2 作成方法

21.2.5 メッセージの優先度と生存時間

 メッセージの優先度や生存時間は、メッセージの送信側でのみ設定可能となっています。
 TopicPublisherインタフェースのpublish(Message message, int deliveryMode, int priority, long timeToLive) メソッド、またはQueueSenderインタフェースのsend(Message message, int deliveryMode, int priority, long timeToLive)メソッドによって、設定することができます。
 このメソッドを使用しない場合には、デフォルトの優先度、生存時間が設定されます。
 デフォルトの優先度は4、生存時間は無限ですが、MessageProducerインタフェースのsetPriority(int defaultPriority)、setTimeToLive(long timeToLive) を用いて変更することができます。


 timeToLiveはミリ秒単位までサポートしますが、イベントチャネルのメッセージタイムアウト時間の精度は秒単位であるため、timeToLive値は最も近い値に丸められます。


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