Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第14章 EJBアプリケーションの呼出し方法> 14.8 Java以外の言語からの呼出し方法> 14.8.3 EJBゲートウェイ・アプリケーションの開発方法

14.8.3.5 EJBゲートウェイ・アプリケーションのデバッグ

 EJBアプリケーションのデバッグ方法は以下の2つです。それぞれの方法を説明します。

■ デバッガを利用したデバッグ

 Apworksが提供するデバッガを利用してデバッグする方法です。

デバッガを利用すると、開発したアプリケーションを実行させながら、処理の論理的な誤りを検出することができます。

 通常、プログラムソース上に中断点を設定し、中断点で停止した状態でプログラム中の変数を参照あるいは、変更しながらデバッグを行います。

 デバッガを利用したデバッグの詳細は、Apworksの“Apdesigner プログラマーズガイド”または“コンポーネントデザイナ ユーザーズガイド”(注:Plus Developerでは提供していません)を参照してください。

■ アプリケーションのデバッグ情報を利用したデバッグ

 EJBゲートウェイ・アプリケーションの開発時に、あらかじめデバッグ情報を出力する処理を記述しておき、その情報をもとにデバッグする方法です。

◆ デバッグ情報について

 アプリケーションのデバッグ情報は、標準出力または、標準エラー出力を使用します。

■ デバッグ時のEJBゲートウェイ・アプリケーション実行方法

 EJBゲートウェイ・アプリケーションの実行方法について説明します。


 EJBゲートウェイ・アプリケーションを実行する前に、EJBアプリケーションを実行してください。

1.Interstageの起動

Interstageを起動します。

2.起動用ファイルの作成

EJBゲートウェイ・アプリケーションを起動するには、通常、バッチファイルやシェルスクリプトを用意します。
起動時には、環境変数OD_IMPLIDへインプリメンテーションリポジトリIDを設定してください。また、EJBゲートウェイ・アプリケーションを起動する際に、以下の環境プロパティを指定し起動してください。
-Djava.naming.factory.initial=com.fujitsu.interstage.ejb.jndi.FJCNCtxFactoryForClient
以下に起動ファイルの例を示します。

set OD_IMPLID=IDL:EJBGateway/Factory:1.0
java -Djava.naming.factory.initial=com.fujitsu.interstage.ejb.jndi.FJCNCtxFactoryForClient  BMPSessionGateway

3.インプリメンテーションリポジトリへの登録

インプリメンテーションリポジトリにゲートウェイ・アプリケーション情報を登録するために、OD_impl_instコマンドを使用します。OD_impl_instコマンドおよび指定する情報については、“Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“インプリメンテーションリポジトリへの登録”を参照してください。(注:PlusまたはWeb-J Editionでは提供していません)。

4.オブジェクトリファレンスの作成とネーミングサービスへの登録

作成したEJBゲートウェイ・アプリケーションのオブジェクトリファレンスの作成およびネーミングサービスに登録するために、OD_or_admコマンドを使用します。
OD_or_admコマンドおよび指定する情報については、“Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“オブジェクトリファレンスの生成方法”を参照してください。(注:PlusまたはWeb-J Editionでは提供していません)。

5.EJBゲートウェイ・アプリケーションの起動

2で作成した起動用ファイルによりEJBゲートウェイ・アプリケーションを起動します。

6. クライアントアプリケーションの実行

クライアントアプリケーションを実行します。

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