Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第12章 Entity Beanの実装> 12.1 Entity Beanの概要

12.1.3 CMP定義

 CMPのEntity Beanでは、データベースとアクセスするための以下の情報を定義します。
 CMP定義を行うことで、CMPのEnterprise Beanにデータベース操作文を記述する必要がなくなります。

定義情報

内容

CMFマッピング定

Entity Beanの永続化フィールドとデータベースのカラムの対応づけを行います。この永続化フィールドをCMF(Container managed field)と呼びます。

finder定
(CMP1.1の場合)

finderメソッドの検索条件をSQLのWHERE句の形式で定義します。検索条件は、単一のテーブルを対象とした検索とORDER BY句を使用した検索が利用できます。

CMRマッピング定義
(CMP2.0の場合)

データベースのテーブル間の関連づけを行います。このデータベースのテーブルとテーブルの間の関係を、relationship(リレーション)と呼び、relationshipフィールドをCMR(Container managed relationship)と呼びます。

クエリ定義
(CMP2.0の場合)

FROM句やSELECT句(WHERE句)を使用した、1つまたは複数のEJBオブジェクトを検索する文をEJB QL文として定義できます。


下へ12.1.3.1 定義する項目
下へ12.1.3.2 定義方法

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