Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第9章 EJBサービスの機能> 9.2 Entity Beanの実行環境

9.2.5 Entity Beanとデータベースの対応

 一般的に、Entity Beanのクラスは、リレーショナルデータベースのテーブルに、Entity Beanのインスタンスは、そのテーブル内の行(レコード)に、それぞれマッピングされます。

 以下にEntity Beanとリレーショナルデータベースのマッピング例を示します。

 Entity Beanのオブジェクトを操作することにより、対応するデータベース処理を行うことができます。
以下にオブジェクトの操作とデータベース処理の対応を示します。

オブジェクトの操作

対応するデータベース処理

発行するデータベース操作文

オブジェクトの生成

新しいレコードが追加される

INSERT文

オブジェクトの削除

レコードが削除される

DELETE文

オブジェクトの呼出し

レコードの検索または、更新
(レコードの更新は、トランザクションの終了時に行われます。)

SELECT文(検索の場合)
UPDATE文(更新の場合)

【検索メソッド】

 以下のメソッドを使用して、データベースの操作を行います。

 Entity Beanのインスタンスについては、“チューニングガイド”の“EJBコンテナのチューニング”を参照してください。


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