Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第3部 EJB編 |
本章では、EJBサービスの機能について説明します。
EJBアプリケーションには、以下の形態があります。
“Session Bean”は、クライアントとの対話処理を実現するオブジェクトです。一般的には、ビジネスロジックを実現しています。
“Entity Bean”は、業務データ(ビジネスデータ)を表現するオブジェクトです。一般的には、“Entity Bean”のクラスは、リレーショナルデータベースのテーブルに、“Entity Bean”のインスタンスは、そのテーブル内のレコードに、それぞれマッピングされます。
“Message-driven Bean”は、JMSメッセージを受信して処理するオブジェクトです。コンテナはJMSメッセージを受信して“Message-driven Bean”のインスタンスにマッピングしてビジネスロジックを実現しています。
通常、“Session Bean”または、 “Message-driven Bean”から“Entity Bean”を呼び出して、データベースへアクセスします。
以下に、それぞれの形態の実行環境について説明します。
EJBサービスでは、上記の実行環境とともに以下の機能を提供しています。機能の詳細については、各説明を参照してください。
EJBアプリケーションをIJServer上に配備して使用する際の注意事項を、以下に記載しています。
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