Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第1部 J2EE共通編 | > 第3章 J2EEアプリケーションの運用 | > 3.8 動作環境のカスタマイズと確認 |
通常の運用ではカスタマイズの必要はありません。
Interstageのクライアント数の規模にあわせて、isgendefコマンドのscale-valueの値を設定してください。
isgendefコマンドの詳細については、“Interstage運用ガイド”の“Interstage統合コマンドによる運用操作”を参照してください。
コンテナがdeployment descriptorファイルか名前変換ファイルの解析処理にFujitsu XMLプロセッサを使用する場合、またはJ2EEアプリケーションでJAXP(Java API for XML Processing)を使用している場合において、Fujitsu XMLプロセッサを使用したい場合、以下を行ってください。
なお、Fujitsu XMLプロセッサは、以下のようにインストールが必要な場合があります。
【WebアプリケーションとEJBアプリケーションの場合】
“XMLパーサの設定”を参照して、カスタマイズしてください。
【J2EEアプリケーションクライアントの場合】
以下の環境変数を、“isj2ee.jar”のパス設定よりも前になるように設定してください。
環境変数
設定値
CLASSPATH
システムドライブ:\Program Files\Common Files\FujitsuXML\xmlpro.jar
システムドライブ:\Program Files\Common Files\FujitsuXML\xmltrans.jar
環境変数
設定値
CLASSPATH
/opt/FJSVxmlpc/lib/xmlpro.jar
また、JDK1.4を使用する場合にはJavaアプリケーション実行時に、javaコマンドのパラメタとして以下の指定が必要です。
通常の運用ではカスタマイズの必要はありません。
Interstageをインストールしたマシンで、CORBAサービス環境定義のステートメントの値を加算する必要があります。
チューニングの方法は、“チューニングガイド”の“CORBAサービスの動作環境ファイル”を参照してください。
ステートメント |
加算値 |
---|---|
max_IIOP_resp_con |
追加するクライアントアプリケーションのプロセス数 |
ステートメント |
加算値 |
---|---|
max_processes |
追加するEJBアプリケーションのプロセス数 |
max_exec_instance |
追加するEJBアプリケーションのプロセス数*16(EJBアプリケーションの配備時に指定するスレッド数の初期値) |
Interstageをインストールしているマシン上でクライアントが動作する場合は、さらにCORBAサービスの環境定義に値を加算する必要があります。加算する値については、“EJBを参照する場合の環境設定”を参照してください。
WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで運用する場合、またはEJBアプリケーションのみ運用する場合のIJServerのみを対象としています。
チューニングの対象は、上記2タイプにのIJServerにおけるEJBのプロセスになります。
ステートメント |
加算値 |
---|---|
max_processes |
追加するEJBのプロセス多重度 |
max_exec_instance |
追加するEJBアプリケーションのプロセス数*64(IJServer作成時に指定するスレッド数の最大値) |
EJBアプリケーションを使用する場合、CORBAサービスの無通信監視は使用できません。
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