Interstage Portalworks 管理者ガイド

A.10.1 リポジトリ情報変更ツール

以下のコマンドをInterstage Application Serverがインストールされたマシン上で実行してください。

【コマンド名】

• 
  ［Interstageインストールフォルダ］\Portalworks\bin\pwreputil.bat
• 
  /opt/FJSVispw/bin/pwreputil.sh

【コマンドの実行】

• 
  コマンドプロンプトで“［Interstageインストールフォルダ］\Portalworks\bin”へ移動してコマンドを実行します。

  cd ［Interstageインストールフォルダ］\Portalworks\bin
  pwreputil.bat

  
  
• 
  コンソールで“/opt/FJSVispw/bin”へ移動してコマンドを実行します。

  cd /opt/FJSVispw/bin
  ./pwreputil.sh

実行すると以下の画面がまず表示されます。Solaris OE/Linuxの場合は英語メッセージで表示されます。

• 

  リポジトリの変更を行います。
  この環境は負荷分散環境ですか？ Yes・・・Y / NO・・・N / Abort・・・A ：

  
  
• 

  The installation type which you can select is as follows.
  When creating load distribution environment, it is necessary to consider the 2nd set or subsequent ones as load distribution installation by considering the 1st set as standard installation, and to install.
  1: Standard installation
  2: Load distribution installation
  
  Please select a number of installation type : [1-2,?,q]

この画面は、コマンドを実行しているPortalworksのサーバマシンを負荷分散のマシンにするのか、それとも1台での運用にするのかを聞いています。
このサーバが唯一のサーバである場合は"N"（もしくは"1"）を、負荷分散環境で初めてPortalworksをインストールしたサーバである場合は"N" （もしくは"1"）を2台目以降のサーバである場合は"Y" （もしくは"2"）を選択してください。

次に以下の画面が表示されます。

• 

  変更するDBを選択してください。
  Symfoware・・・0 / Oracle・・・1 / Abort・・・2 ：

  
  
• 

  The repository type which you can select is as follows.
      1: Symfoware
      2: Oracle
  
  Please select a number of repository type : [1-2,?,q]

この画面は変更するRDBの種類を聞いています。
移行するRDBを選択してください。

Symfowareを選択した場合
以降以下の項目に関し入力を求められます。

• 
  • Symfoware最大接続数：
  • SymfowareユーザID：
  • Symfowareパスワード：
  • Symfowareサーバのホスト名：
  • RDB2_TCP用ポート番号：
  • システム情報用DB名：
  • システム情報用スキーマ名：
  • ユーザ情報用DB名：
  • ユーザ情報用スキーマ名：
  
  
• 

  Please specify Symfoware max connected. [5-2147483647,?,q]
  Please specify Symfoware user id. [?,q]
  Please specify Symfoware password. [?]
  Please specify Symfoware password again. [?]
  Please specify Symfoware server host name.[?,q]
  Please specify RDB2_TCP port. [1-65535,?,q]
  Please specify system administrator DB.[?,q]
  Please specify system schema name.[?,q]
  Please specify user administrator DB.[?,q]
  Please specify user schema name. [?,q]

Oracleを選択した場合
以降以下の項目に関し入力を求められます。
リスナーのポート番号はRDB作成時に変更していない限りデフォルト値の"1521"を入力してください。

• 
  • Oracle最大接続数：
  • OracleユーザID：
  • Oracleユーザパスワード：
  • Oracleサーバのマシン名：
  • リスナーのポート番号：
  • システム情報用DBのSID：
  • ユーザ情報用DBのSID：
  
  
• 

  Please specify Oracle max connected. [5-2147483647,?,q]
  Please specify Oracle user id. [?,q]
  Please specify Oracle user password. [?]
  Please specify Oracle user password again. [?]
  Please specify Oracle server name. [?,q]
  Please specify listeners port. [1-65535,?,q]
  Please specify system administrator DB SID. [?,q]
  Please specify user administrator DB SID. [?,q]

これらの入力が終わると再度確認の画面がでますので、内容に誤りがなければ実行キーを押して書き変えを実行してください。

【ログ出力】

このコマンドを実行した際に、以下のようなメッセージが表示される場合があります。

メッセージ	操作後の状態	対処
ファイルバックアップに失敗しました。 pwdbconf.backを削除するかファイル名を変更してもう一度実行してください。（ERROR: File backup failed.(pwdbconf)）	異常	以下のファイルを削除するかファイル名を変更してください。 [Interstageインストールフォルダ]\Portalworks\WEB-INF\conf\pwdbconf.back /opt/FJSVispw/WEB-INF/conf/pwdbconf.back
ファイル名変更に失敗しました。 defaultDATA.backを削除するかファイル名を変更してもう一度実行してください。（ERROR: File backup failed.(defaultDATA, defaultDATA.0, addDATA, addDATA.0)）		以下のファイルを削除するかファイル名を変更してください。 [Interstageインストールフォルダ]\Portalworks\WEB-INF\conf\pwdbconf.back /opt/FJSVispw/WEB-INF/conf/pwdbconf.back
パスワードが一致しませんでした。（ERROR: Password is not specified.）		一致したパスワードを入力してください。
パスワードの入力は半角英数字で255文字までです。（Solaris OE/Linuxの場合は制限がありません）		適切な長さのパスワードを入力してください。