Interstage Portalworks 管理者ガイド
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第9章 Portalworksの運用保守> 9.2 アクセスログの管理

9.2.2 アクセスログの形式

アクセスログの形式と内容を以下に示します。

出力形式

アクセスログの出力形式を、以下に示します。

【形式】

[出力時間]をローカルタイムに設定している場合

[Date] [UserID] [SessionID] [接続元IPアドレス] [機能名] [内容]


[出力時間]をタイムゾーンに設定している場合

[Date] [スレッドNO] INFO File [UserID] [SessionID] [接続元IPアドレス] [機能名] [内容]

【項目の説明】

項目

説明

Date

ログの出力日時です。
「YYYY/MM/DD HH:MM:SS:JST」の形式で出力されます。

スレッドNO

利用者が使用しているスレッドNOです。

INFO File

タイムゾーン設定時だけの固定文字列です

機能名

ログ出力元の内部的な管理IDです。

UserID

ログオンIDです。

SessionID

セションIDです。

接続元IPアドレス

接続元のIPアドレスです。

内容

メッセージ内容です。メッセージ内容の先頭には、メッセージIDが付加されます。

メッセージ内容の形式については、以下のメッセーの形式を参照してください。

メッセージの形式

[メッセージID] [メッセージ]

メッセージID

xxxynnn形式のメッセージの識別子です。

  • xxx
    機能名を表す英字3文字です。
  • y
    エラーレベルを表す英字1文字です。
    E:エラーメッセージ
    W:警告メッセージ
    I:経過メッセージ
  • nnn
    数字3文字のエラー番号です。

メッセージ

メッセージ本文です。

運用管理コンソールの[ログ - アクセスログ]の[アクセスログの出力]で[詳細出力する]を選択している場合、メッセージ本文は、以下の形式(タブ区切り)で出力されます。

アクセスサービス [サービス名] [呼び出しメソッド] [呼び出しURI]

アクセスサービス

固定の文字列

[サービス名]

運用管理で作成したサービス名(シナリオの場合はシナリオ名)

[呼び出しメソッド]

GET/POST

[呼び出しURI]

サービス依存の呼び出しパラメータ
例)
;pwEncoding=MS932;sponserAction=request;__uspPathInfo=targetURL/http%3A//www.fujitsu.com/

出力先

ログの出力先および出力の有無については、運用管理コンソールの[アクセスログの設定]画面で設定します。

設定方法については、“9.2.3 アクセスログの設定”を参照してください。

出力例

アクセスログの出力例を、以下に示します。

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