Interstage Portalworks 管理者ガイド

7.2.1 ロールの登録/更新

ロールの登録/更新は、以下の手順で行います。

操作

1. 運用管理コンソールを起動します。
   運用管理コンソールの起動方法については、“1.4.3 運用管理機能（運用管理コンソール）の起動”を参照してください。
   =>起動された画面には、現状を示すメッセージが表示されます。
2. 運用管理コンソールの［ロール - 登録/変更/削除］をクリックします。
   =>［ロール一覧選択］画面が表示されます。
3. 新規登録の場合には、［新規作成］ボタンをクリックします。
   既存のロール情報を変更する場合には、対象のロール名をクリックします。
   
   • ［］
     ロール単位にブリックのレイアウトをカスタマイズするための画面が表示されます。詳細については、“7.5.1 ブリックのレイアウト変更”を参照してください。
4. ロール名（新規作成時）、このロールを利用可能な利用者とサービス、およびコメントを指定します。
5. このロールを利用可能な利用者とサービスの指定は、利用可能としたい利用者/サービスを［利用者一覧］/［サービスリスト］で選択し、［移動］ボタン（）をクリックすることで行います。
   
   • ［ロール名］
     ロール名を指定します。ロール名は、運用管理者だけが指定できます。
   • ［利用者一覧］
     Portalworks認証を利用していて、かつ標準リポジトリを利用している場合、すべての利用者が表示されます。
     各利用者は、「ログオンID（名前）」の形式で表示されます。
     名前：利用者情報の「名前」欄の情報です。

     
     認証機構としてLDAPサーバ（InfoDirectoryなど）を選択している場合、またはリポジトリとしてRDBを利用している場合、［検索］ボタンが表示されます。表示したい利用者が利用者一覧に表示されていない場合には、［検索］ボタンをクリックし表示された検索画面で利用者の検索を行ってください。なお、利用者の検索については、“7.2.2 利用者の検索”を参照してください。

     また、大規模ユーザ運用時に表示速度を上げるために、利用者情報の詳細を表示しない方法もあります。サーブレットのシステムパラメータに“-DPWROLE_SHOWNAME=false”という文字列を追加することによって可能です。（“サーブレットの環境設定”を参照）

     
     
   • ［プロファイル］
     選択状態の利用者の個人詳細情報が表示されます。
   • ［検索］
     利用者を検索するための画面が表示されます。なお、Portalworks認証を利用していてかつ標準リポジトリを利用している場合、このボタンは表示されません。
   • ［利用可能利用者］
     このロールを利用可能な利用者が表示されます。
   • ［利用可能サービス］
     このロールで利用可能なサービスが表示されます。

     
     シナリオを［利用可能サービス］に登録する場合は、そのシナリオが使用するUSPも同じロールの［利用可能サービス］に登録してください。

   • ［サービスリスト］
     ロールに登録可能なサービスの一覧が表示されます。
     一覧に表示される情報は、以下の形式を持ちます。

     ［別名記号］サービス名

     • ［別名記号］
       別名で登録されているサービスの場合、サービス名の前に「#」がつきます。その他のサービスの場合にはつきません。
     • サービス名
       USP/シナリオ/別名の名称です。
       例
       別名登録されていないサービスの場合：WebUSP
       別名登録されたサービスの場合 ：#WebUSP
   • ［プロファイル］
     選択状態のサービスの詳細情報が表示されます。
   • ［］
     全利用者が利用可能になります。
   • ［］
     左のリストボックスのデータを右のリストボックスに移動します。
   • ［］
     左のリストボックスのデータをすべて右のリストボックスに移動します。
   • ［］
     右のリストボックスのデータを左のリストボックスに移動します。
   • ［］
     右のリストボックスのデータをすべて左のリストボックスに移動します。
   • ［コメント入力欄］
     コメントを入力します。この欄の記述内容は、［ロール設定］画面でだけ参照できます。
   • ［ロール管理者］
     ロール管理者を表示します。
   • ［カスタマイズ抑制］
     ブリックのレイアウト変更を禁止します。
   • ［プライベートブリック抑制］
     プライベートブリックの作成を禁止します。
   • ［ログオンページ表示］
     このロールをログオンページで表示する場合にチェックします。
   • ［ロール管理者の変更］
     ロール管理者の変更画面を表示します。このボタンは、運用管理者がこの画面を表示した場合にだけ表示されます。
   • ［更新］
     指定内容でロールを作成/更新します。
     実際の反映前には確認画面が表示されます。
   • ［削除］
     指定のロールを削除します。
     実際の削除前には確認画面が表示されます。
6. ロール管理者を指定する場合には、［ロール管理者の変更］ボタンをクリックし、表示された以下の画面でロール管理者を設定します。
   ロール管理者の設定は、［移動］ボタン（）の操作で「ロール管理者」を指定し、［更新］ボタンをクリックすることで行います。
   
   • ［利用者一覧］
     Portalworks認証を利用していてかつ標準リポジトリを利用している場合、すべての利用者が表示されます。
     各利用者は、「ログオンID（名前）」の形式で表示されます。
     名前：利用者情報の「名前」欄の情報です。

     
     認証機構としてLDAPサーバ（InfoDirectoryなど）を選択している場合、またはリポジトリとしてRDBを利用している場合、［検索］ボタンが表示されます。表示したい利用者が利用者一覧に表示されていない場合には、［検索］ボタンをクリックし表示された検索画面で利用者の検索を行ってください。なお、利用者の検索については、“7.2.2 利用者の検索”を参照してください。

     
     
   • ［検索］
     利用者を検索するための画面が表示されます。
     Portalworks認証を利用していてかつ標準リポジトリを利用している場合、このボタンは表示されません。
   • ［ロール管理者］
     このロールに指定したロール管理者が一覧表示されます。
   • ［］
     左のリストボックスのデータを右のリストボックスに移動します。
   • ［］
     左のリストボックスのデータを右のリストボックスに移動します。
   • ［更新］
     指定内容でロール管理者を登録します。
   • ［キャンセル］
     設定内容を反映しないで元の画面に戻ります。
7. ［更新］ボタンをクリックします。
   =>確認画面が表示されます。
8. ［登録］ボタンをクリックします。
   
   • ［登録］
     設定内容をシステムへ即時反映します。
   • ［キャンセル］
     設定内容を反映しないで元の画面に戻ります。