SafeCLUSTER/HA for Oracle 導入運用ガイド V1.1L21
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目次

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第2章 環境設定
2.4 HAOracleの環境設定
2.4.5 リソース登録
HAOracleが提供するcladdoraコマンドを使用し、Oracleインスタンスおよびリスナー切替え用のリソースをSafeCLUSTERに登録します。
%HAORACLE_PATH%\claddora
リソース名は“%ORACLE_SID%”になります。
リソース登録は各ノードで行う必要があります。
- 1台目のノードでインストールディレクトリ下のFJSVclora.iniをエディタ(メモ帳等)で編集した後、claddoraコマンドでOracleインスタンス切替え用の状態遷移プロシジャのリソースをクラスタに登録します。
- 全ての情報を登録する場合は、エクスプローラでインストールフォルダを開き、claddoraコマンドをダブルクリックしてください。
- 環境定義ファイルに設定した情報の中から、一部の情報を登録する場合は、コマンドプロンプトから、以下のように引数で登録するセクション番号を指定して、claddoraコマンドを実行してください。
%HAORACLE_PATH%\claddora セクション番号
- claddoraコマンドを実行するとコマンドプロンプトに"%ORACLE_SID%リソースの登録を行いました"と登録されたリソース名が表示されます。登録したいリソースが表示されない場合は、環境定義ファイルに誤りがないか確認してください。
- HAOracleで登録不要と判断した場合は、以下のメッセージを表示します。
[セクション番号]セクションの情報は登録を行いません

もし登録が必要な情報で上記メッセージが表示された場合は、ノード識別名等の情報に誤りがある可能性があるため、確認してください。
- Web-Based Admin Viewで登録が正常に行われたことを確認してください。
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