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PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 4.3  導入運用手引書
FUJITSU Software

4.6 clorainfo - 設定情報や監視状態の表示

実行ユーザー

スーパーユーザー

形式

/opt/FJSVclora/bin/clorainfo { -c [ RMSconfiguration ] | -e | -m [ ResourceName ] | -v }

機能説明

本コマンドは、PRIMECLUSTER Wizard for Oracle の設定情報や状態を表示します。

パラメータ
-c [ RMSconfiguration ]

指定された RMS 構成定義に含まれる PRIMECLUSTER Wizard for Oracle リソースの設定情報を表示します。RMSconfiguration には、RMS 構成定義名を指定します。

RMSconfiguration を省略した場合、現在有効となっている RMS 構成定義に含まれる PRIMECLUSTER Wizard for Oracle リソースの設定情報を表示します。

-e

ローカルノードに設定されたカーネルパラメータ値や、ローカルノード上の Oracle 環境の設定情報を表示します。

-m [ ResourceName ]

ローカルノード上の PRIMECLUSTER Wizard for Oracle リソースの現在の監視状態 (監視が行われているかどうか) を表示します。(enable:監視有効状態、disable:監視無効状態)

ResourceName を指定した場合、指定されたリソースの監視状態を確認し、次の復帰値を返します。

  • 0:RMS 稼動中で、かつ監視有効状態

  • 2:RMS 稼動中で、かつ監視無効状態

  • 10:RMS 停止中で、かつ監視有効状態

  • 12:RMS 停止中で、かつ監視無効状態

ResourceName に指定する PRIMECLUSTER Wizard for Oracleリソース名は、ローカルノード上に存在するものでなければなりません。

ResourceName を省略した場合、ローカルノード上の全 PRIMECLUSTER Wizard for Oracle の全リソースの監視状態を表示します。

-v

ローカルノードにインストールされている PRIMECLUSTER Wizard for Oracle のパッケージ情報を表示します。

終了ステータス

0 : 正常終了、または RMS 稼動中で、かつ監視有効状態 ("-m ResourceName" 指定時)

2 : RMS 稼動中で、かつ監視無効状態 ("-m ResourceName" 指定時)

10 : RMS 停止中で、かつ監視有効状態 ("-m ResourceName" 指定時)

12 : RMS 停止中で、かつ監視無効状態 ("-m ResourceName" 指定時)

上記以外 : 異常終了