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NETSTAGE/FIC V1.0 説明書全銀RC接続オプション編
FUJITSU Software

1.1.1 全銀RCとの接続

NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションでは、全銀センタが定めるTCP/IP手順で全銀RCと通信します。

1.1.1.1 全銀RCとの通信制御

全銀RCとの通信制御の概要について説明します。

物理回線

物理回線は、全銀RCと接続するためのIPアドレスを代表するものです。

物理回線のIPアドレス(自システム側と全銀RC側)は、全銀センタとの契約時に通知・決定されます。

物理回線は最大4回線利用できます。

論理回線

論理回線は、物理回線ごとに全銀RCと接続するための通信ポートを代表するものです。

論理回線の通信ポート番号は、全銀センタとの契約時に通知・決定されます。

論理回線は、物理回線ごとに最大8回線利用できます。

LCN

LCNは、論理回線を利用して同時通信する業務データの識別番号です。

識別番号は、全銀センタとの契約時に決定されます。

識別番号は00~15の範囲で利用できます。

IPアドレス

ポート番号

TCPコネクション数

TCPコネクション数は、全銀センタと事前に契約したコネクション数となります。

TCPコネクションの接続

TCPコネクションの接続は、NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションから行います。

TCPコネクションの切断

TCPコネクションの切断は、全銀RCおよびNETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプションの双方から行うことができます。TCPコネクションの切断が行われた場合、NETSTAGE/FIC 全銀RC接続オプション側から再接続を行います。

物理回線、論理回線、LCNの関係を1.2に示します。

図1.2 物理回線、論理回線、LCNの関係