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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

5.28 jobschprintcsv -nコマンド

記述形式

jobschprintcsv -n [-toplevel] [-title] [-sys サブシステム番号]    (注)

注)

“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

機能説明

ジョブネットの現在の状態をCSV形式で、標準出力に出力します。

出力結果をファイルに保存すると、ジョブネットの現在の状態を表計算ソフトで管理することができます。(注)

)

表計算ソフトに取り込む前に、出力結果を表計算ソフトがサポートする文字コードに変換しておく必要があります。

オプション

-n

コマンドの実行ユーザが参照できるジョブネットについて現在の状態を出力します。

-toplevel

子ジョブネット、およびリンクジョブネットを出力しません。階層化されていないジョブネットおよび階層化されているジョブネットのうち第1階層のものを出力します。

-title

指定した場合、1行目にタイトル行が出力されます。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin

Solaris
HP-UX
AIX
Linux

/usr/bin

出力項目の説明

出力項目について説明します。

Host Name

本コマンドを実行したサーバのホスト名です。

Sub System

操作対象のジョブスケジューラに対応するサブシステム番号です。

Project Name

ジョブネットが登録されているプロジェクト名です。

Job Net

ジョブスケジューラに登録されているジョブネット名です。

Job Net Comment

ジョブスケジューラに登録されているジョブネット名称です。

Status

ジョブネットの状態です。

以下に示した13種類の状態から選択表示されます。

Normal:

正常終了

Pseudo:

疑似正常

Abend:

異常終了

Forced:

強制終了

Warning:

警告

Execute:

実行中

Wait:

実行待ち

Pause:

停止中

Disable:

無効状態

Coped:

確認済

CarryOver:

持ち越し

StartDelay:

開始遅延

EndDelay:

終了遅延

[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウで疑似正常を無効にしている場合は、“疑似正常”状態は“正常終了”状態として表示されることに注意してください。

Scheduled Time

起動予定時刻です。

Start Time

前回のジョブネット開始時刻です。

End Time

前回のジョブネット終了時刻です。

Completion Code

ジョブネットの終了コードです。

注意事項

出力例

コマンドの出力結果の例を以下に示します。

Host Name,Sub System,Project Name,Job Net,Job Net Comment,Status,Scheduled Time,Start Time,End Time,Completion Code
host1,3,営業,hanbai,販売管理,Abend,,2001/03/01 10:22,2001/10/25 10:38,10
host1,3,営業,kokyaku,顧客売上管理,Wait,2001/03/01 18:00,,,
host1,3,営業,eigyou,営業週報作成,Disable,2001/03/02,2002/02/26 23:00,2002/02/26 23:12,
host1,3,総務,suitou,出納データ管理,Execute,2001/03/05,2002/03/01 14:00,,
host1,3,総務,kyuuyo,給与・賞与計算,Normal,2001/03/20,2002/02/20 23:00,2002/02/20 23:50,0          

上記のファイルを表計算ソフトで表示すると、以下のように表示されます。